2017年1月20日 (金)

【伝統野菜プロジェクト】在来じゃがいもフェスタ-4

(5)赤皮・白肉・赤紫花

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写真左:中津川いも(埼玉県秩父市中津川)。日露戦争で捕虜になった地元出身の兵士がロシアより持ち帰ったという説がある
写真右:ごうしゅういも・赤(徳島県三好市東祖谷)。万延元年(1860)頃に三好郡加茂山村より種を買い薄赤色と白色を混ぜて栽培-東祖谷村史

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写真左:井川おらんど・赤皮(静岡県静岡市井川)。来歴などは不明
写真右:下栗二度いも・赤(長野県飯田市上村下栗)。牧野源吾氏が昭和23年頃に北海道から導入した(H18年下栗いも会議で本人の講演より)

(6)紫皮・白肉・青紫花

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写真:紫いも・大滝(埼玉県秩父市大滝)。昭和初期には栽培。かつては栃本地区にある多くの家で栽培されていた

【伝統野菜プロジェクト】在来じゃがいもフェスタ-3

(2)黄皮・黄肉・赤紫花

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写真:地いも(愛媛県久万高原町)。明治以前から栽培されていると考えられている。現在は美川地区を中心に二箆(にへい)・西谷小村地区で栽培

(3)黄皮・黄肉・白花

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写真左:清内路黄芋(長野県清内路村)。100年以上前から栽培されており、木曽の方から入ってきたと思われる
写真右:平谷いも(長野県平谷村)。戦前から栽培

(4)紫皮・黄肉・青紫花

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写真左:紫いも・売木(長野県売木村)。40年以上前に、農業改良普及員が北海道から導入したと思われる
写真右:井川おらんど・紫皮(静岡県静岡市井川)。望月氏が子供のころ、明治41年生まれの母が栽培していたという

【伝統野菜プロジェクト】在来じゃがいもフェスタ-2

「在来じゃがいもフェスタ」に登場したじゃがいもを系統別にご紹介します。

(1)白皮・白肉・赤紫花

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写真左:おいねのつるいも(東京都檜原村)。オイネさんが若いころ神奈川県の相模原から持ってきたという説がある
写真右:ふじのねがた(山梨県上野原市)。河口湖の方から戦前に種いもを入手。80年以上は栽培している

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写真左:富士種(山梨県北都留郡小菅村)。別名「富士」。富士講に参加する人(富士衆)に旅の携行食として提供したという説がある
写真右:下栗二度いも・白皮(長野県飯田市上村下栗)。南アルプスを越え山梨・静岡県からの持込説がある

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写真左:井川おらんど・白皮(静岡県静岡市井川)。昔から栽培されており、昔は焼き畑に植えた
写真右:ごうしゅういも・白(徳島県三好市東祖谷)。「源平いも」とも呼ばれる。万延元年(1860)頃に三好郡加茂山村より種を買い薄赤色と白色を混ぜて栽培-東祖谷村史

【伝統野菜プロジェクト】在来じゃがいもフェスタ-1

2016年10月29日(土)、【伝統野菜プロジェクト】の第1回目となる勉強会が開催されました。テーマは「在来じゃがいも」。

おなじみの「男爵いも」や「メークイン」などは、明治以降に導入されたじゃがいもですが、江戸時代にオランダからやってきたじゃがいもが、今も各地の山深い急斜面でわずかに作られ、物語とともに伝わっています。それらは、専門家によると「今まで残っていることが奇跡に近い」のだとか。

遺伝子解析の結果、6つのグループに分かれることがわかりました。今回の講座では、6系統の在来じゃがいもが、16種類も勢揃い。

また、長年じゃがいもの原原種栽培に携わってこられた専門家のお話、食べくらべ、伝統的な食べ方・新しい食べ方の試食など、盛りだくさんの内容でした。

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写真左:在来じゃがいもの展示
写真右:講師の元独立行政法人種苗管理センター嬬恋農場長 野口健氏

今月のピックアップ果物「干し柿」

先月の「柿」に続いて、今月は「干し柿」をご紹介します。

しっかりした食感が楽しみたいなら「ころ柿」や「市田柿」など、やわらかなタイプがお好みなら「あんぽ柿」がおすすめです。

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写真左:甲州ころ柿(山梨)
写真右:富山干柿(富山)

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写真左:市田柿(長野)
写真右:干柿(長野・下伊那)

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写真左:あんぽ柿(山梨)
写真右:あんぽ柿(福島)

果菜里屋のねぎ-4

最後は、前菜や料理の彩りにおすすめのねぎ4種類。

「あさつき」と同じ名前でも、東京と山形で栽培されているものでは、まったく違うのが面白いですね!

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写真左:あさつき(東京)
写真右:あさつき(山形)

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写真左:チャイブ(千葉)
写真右:芽ねぎ(静岡)

果菜里屋のねぎ-3

続いて、スラリとまっすぐに伸びた姿のねぎ3種類です。

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写真左:もがみねぎ(山形)。ややかためなので、薬味ではなく、よく煮込んで食べるのがおすすめ
写真右:深谷ねぎ(埼玉)。深谷地区で作られている千住ねぎ(根深ねぎ)の総称

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写真:白美人ねぎ(栃木)。軟白部を発泡スチロールで遮光して栽培、やわらかくて甘いのが特徴

果菜里屋のねぎ-2

ねぎの続きです。

白い部分が一部赤くなる品種2種類と、愛知伝統野菜の「越津ねぎ」の血を引くねぎ2種類。東京ではあまり目にすることのない品種かもしれません。

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写真左:平田赤ねぎ(山形)。庄内地区の伝統野菜で、在来種から選抜された品種
写真右:ひたち紅っこ(茨城)。茨城で古くから栽培されてきた「レッドポアロー」をもとに作られたもの

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写真左:岩津ねぎ(兵庫)。越津系のねぎで、地元で代々作られてきたもの
写真右:徳田ねぎ(岐阜)。「岩津ねぎ」と同様に越津系で、やわらかくて美味

果菜里屋のねぎ-1

ねぎは、蕎麦や味噌汁の薬味としてよく使われ、一年中欠かせない野菜ですが、本来の旬は今の時期です。

免疫力を高めるといった健康効果があることも知られており、冬場の強い味方。鍋物や煮込みで、たっぷりお召し上がりください!

今回は、果菜里屋おすすめのねぎ各種を順にご紹介します。

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写真左:下仁田ねぎ(群馬)。太くて短いのが特徴で、寒さで青い葉が茶色く枯れてきたころが美味
写真右:南部太ねぎ(青森)。加賀群のねぎで、加熱すると甘みが増す

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写真左:曲がりねぎ(宮城)。まっすぐ伸びたものを斜めに植え替えるため、曲がった形状になる。曲げることによって、甘みが増す
写真右:九条ねぎ(京都)。京都の伝統野菜。主に青い部分を食べる葉ねぎの代表格

2016年12月 9日 (金)

今月のピックアップ伝統野菜「甚五右ヱ門芋」

「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」は、山形で14代続く農家に受け継がれてきた一子相伝の里芋です。

粘土質の土壌で育ち、粘りけが強くやわらかいのが特徴です。

ご興味があれば果菜里屋までお問い合わせください!

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写真:甚五右ヱ門芋(山形・最上)

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