« 2019年7月 | トップページ | 2019年10月 »
九州・四国では大きなナスが一般的。丸ナスは関西から中京地区あたりで栽培されています。
写真左:大長ナス(熊本)。長さは40~50センチほど、初めて目にしたときはビックリするほどの長さ。熊本では丸ごとアルミホイルに包んで焚火に入れ、焼きナスで食べることも
写真右:佐土原ナス(熊本)。果皮の色から「赤ナス」とも呼ばれる。焼きナス、マーボーナスなどの炒めものにするとトロッとした食感でおいしい
写真左:ひごむらさき(熊本)。形状は「佐土原ナス」に似ているが果皮の色が濃い紫色。「佐土原ナス」同様、焼く系の料理に向く
写真右:賀茂ナス(京都)。丸ナスの代表格で、料亭などでも使われる高級品。田楽などのほか、煮物、漬けものにも
長かった梅雨もようやく明け、これからの時期はおいしいナスがどんどん出てきます。
そこで今回は全国各地のさまざまなナスをご紹介します! まずは関東地方&東北方面のナス各種です。
写真左:千両ナス(栃木)。1961年(昭和36年)にタキイ種苗が発表した長卵形の中長ナス。皮、果肉ともほどよいやわらかさで食味がよく、煮物、焼き物、揚げ物と用途は万能。「筑陽」と並び、いま最もポピュラーな品種
写真右:筑陽(茨城)。1992年(平成4年)にタキイ種苗が発表したF1の長ナス
写真左:寺島ナス(東京)。品種は「蔓細千成」。かつでは墨田区向島あたりで栽培されていたが、関東大震災以降の都市化により姿を消した。現在、江戸東京野菜のひとつとして復活し、関東近郊で栽培されている。皮が厚く実が詰まっており、油を使った料理がおすすめ
写真右:式部(山形・庄内)。長卵タイプでツヤのある濃い紫色。ハウス栽培に適している
写真:サファイヤナス(山形)。小型で皮がやわらかく漬けものに向く
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 |