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ネギの続きです。
関東では先ほどご紹介した「根深ネギ」のような太くて白い部分を食べる食文化が主流ですが、関西では「九条ネギ」に代表される「葉ネギ」のほうが一般的に食べられています。どちらもそれぞれに味わいがあるので、料理によって使い分けてみてください!
写真左:九条ネギ(京都)。青い葉を食べる「葉ネギ」タイプ
写真右:博多万能ネギ(福岡)。九条ネギよりもっと細めに育てた葉ネギ。薬味に重宝される
写真左:赤ネギ(山形)。白いネギでも元々持っている赤い色が入る形質を濃くしたもの。赤い色素はアントシアニンで、加熱するとやや退色するが、うっすらと赤い色が残る
写真右:オニオンブランシュ(静岡)。葉付きの小さな白玉ねぎ。玉だけでなく葉も食べられる
写真左:アサツキ(埼玉)。万能ネギ同様、薬味に使われる葉ネギ。東北地方の「アサツキ(別名ひろっこ)」とは違うもの
写真右:リーキ(輸入)。太くてやわらかな肉質が特徴の西洋ネギ。ポワロー、ポロネギとも呼ばれる
今年は寒い日があったかと思えばまた暖かくなったり、気温の変化が激しい日が続いていますね。ずっと寒いのもつらいものですが、これだけ温度変化があると体調管理にも気を遣います。古来から「体にいい食べ物」として知られているネギをたくさん食べて、元気に冬を乗り切りましょう!
写真左:深谷ネギ(埼玉)。土寄せをして白い部分を長く育てた「根深ネギ」。関東では埼玉県深谷が大産地として知られている
写真右:曲がりネギ(宮城)。生育途中でいったん掘り起こし、寝かせて植え替えることでわざと曲げて育てたもの。あえてネギにストレスを与えることで甘みが増すといわれている
写真左:千寿ネギ(栃木)。ネギ商である「葱茂」の扱うブランドネギ。時期によって、栃木産や埼玉産のいい商品を使い分ける
写真右:千住ネギ(東京)。足立区で栽培。ブランドネギの「千寿ネギ」と区別するため「千住ネギ」と表記される
写真左:白美人ネギ(栃木)。軟白栽培により、やわらかな食感が特長。生でサラダにしてもおいしい
写真右:あじさいネギ(千葉)
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