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2005年9月28日 (水)

アダムとイブの昔から

先週だったかしら、新宿伊勢丹で、2種類のいちじくが売られていました。果皮の色も、大きさもすごく違うので、面白くて買ってみました。
蓬莱柿Itijiku01
桝井ドーフィン↓Itijiku02

アダムとイブが禁断の実を食べてお利口になり、「裸だ!」と気づいてしまって、エデンの園から追放されたとき、いちじくの葉っぱを身につけたという話は有名ですが、そのほかにも古代エジプトの壁画とかギリシャ神話とか、いちじくはいろんなところに登場するとっても古い果物なのであります。が、その昔、日本にはなかった。
いちじくが初めて日本にやって来たのは、江戸時代です。中国からポルトガル人が伝えたらしい。それが「蓬莱柿」。ほうらいしと読みます。柿のように甘いのでこの名前がついたとか。「白いちじく」とも呼ばれ、日本のいちじく全体の約2割を占めているといいます。
写真左の蓬莱柿は、島根県出雲の生まれ。1個60g、5個735円でした。

やがて明治になり、その終わりごろに、桝井さんというタネ屋さんがアメリカからもって来たのが、写真右の「桝井ドーフィン」。いま日本で栽培されているいちじくのほとんどは、これらしい。昔、うちの裏庭に生えていたのも、桝井ドーフィンなのかしらん。子どものころは、いちじくに「桝井ドーフィン」などという名前があるとは、思ってもみなかった。
写真の桝井ドーフィンは、愛知県産。1個100g、5個630円。

蓬莱柿は果皮いっぱいまで赤い実がつまっていて、食べてみると、全体がやわらかくて甘かった。桝井ドーフィンには、もっとハッキリと白い果肉があります。そこはやや歯ごたえがあり、甘い。でも、どちらも、記憶にあるいちじくとは違うの。昔のいちじくはもっと強い味がしたような気がする。
ちなみに、いちじくは「無花果」と書きますが、花は実のなかに咲いている、と知りました。ていうことは実だと思って、花を食べていたのだ。

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