原田さんのミネストローネ
これ、わたくしがいつもつくるミネストローネとすごく違うの。いつものミネストローネは、「マリオのイタリア料理」というシリーズにあるレシピで、オリーブオイルをたっぷり使うのだけれど、あとは野菜と水、塩こしょうだけ。野菜の種類はそのときにあるものを使うからいろいろだけれど、基本はオリーブオイル、野菜、水、塩、こしょう。シンプルでしょう?
ところが、原田さんはバタを使う、ベーコンを使う、チキンスープも使う。それならまずいわけないよな、と思いつつ、一抹の不安。
もう一つ、いつもの作り方と違うのは炒め&蒸し煮の時間。わたくしは、マリオのレシピよりもずっと長く、1時間くらい炒め&蒸し煮にします。蒸しているうちに野菜のかさが少しずつ減っていく。そのときに野菜から甘みが出てくるような気がして、ゆっくりじっくり。
原田さんは、バタでベーコンを炒め、野菜を加えて20分蒸し焼きにするという。その後、トマトを加えてチキンスープで30~40分煮込むというのね。器に盛ったら、オリーブオイルとパルメザンチーズをふっていただくというのが原田流なので、一応その通りにやってみました。が、これはミネストローネかしら。とても濃厚だし、なんだか味が暴れているというか、落ち着かない。
いつもスープを作るときは、たーくさん作って冷凍しておくのですが、原田さんのミネストローネがわたくしの好みに近くなったのは、なぜか冷凍してから。
器に盛ったときにパルメザンチーズなしでオリーブオイルだけふってみたら、悪くない。それに解凍してあたためるときに、カブとかトマトとか火の通りやすいモノを加えると、もっとよい。
朝の忙しいときに、自分で作ったスープがあると豊かな気分です。
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