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2006年3月 3日 (金)

どんぐりのムッ

Pachizimi01 四谷三丁目にある韓国料理屋さん「妻家房」で食べるものは基本的に決まってるの。「パチヂミ」(写真)と「カルビチム」ははずせなくて、それに「チャプチェ」か、メニューをみてひかれるものがあればそれにします。
ところがカルビチムは、前回、甘さがちょっと気になったので、今回はパス。その代わり、メニューを子細に点検しました。すると、「どんぐりのムッ」を発見してしまった。

どんぐりのムッにお初にお目にかかったのは、2001年7月の韓国料理をいただく集まり。資料には「トットリムクムッチム」とありました。トットリはどんぐり、ムクは(わたくしなどが聞くとムッになってしまうのですが)、要するにでんぷんをかためたものをいうらしい。

どんぐりのムッをつくるのはどんなにたいへんか。アクを抜くために何度も何度も水を換えるという、そのときのお話が印象に残っています。で、あこがれていたので、もちろん頼みました。

Donguri01 写真のまん中辺にあるコンニャクに似た色のものが、どんぐりのムッ。これはどこかの工場の機械がつくったものじゃないだろうか。まあ、そんなに手間がかかるものは出せないと思うけれど。

わたくしたちはどんぐりを縄文時代から食べていたといいます。その時代のものと似た食べものが、(機械でつくるにしても)いまも食卓にのる韓国って、なんだかスゴイなぁ。

ちなみに古い韓国語で丸いものを「ドングル・イ」。日本語のどんぐりはここから来たという説があるそうです。ほんとうかも。

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