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2006年3月27日 (月)

霜多さんの赤軸ほうれん草

Shimota01 先月、茨城県にある霜多ファーム見学に行きました。そのときに霜多さんから聞いた話がちょっと信じられなかったのですが、お目にかかる機会があって確認したところ、メモした数字は間違っていませんでした。

それは、この赤軸ほうれん草に含まれる亜鉛の量。重量比10%!たとえば10gのほうれん草だったら1gの亜鉛が含まれているということです。
この数字、聞き違いではありませんか。ちょっと多すぎませんか。と聞いたところ、「自分も信じられなかった」と霜多さん。で、大学の研究室でも分析してもらったそうです。

亜鉛が不足すると味覚障害に陥ることはよく知られていますが、そのほか成長障害、精神障害、免疫性低下などなど、さまざまな具合のわるいことになってしまう。亜鉛は重要なミネラルなのです。それが10%も含まれるとしたら、けっこうスゴイこと。

Shimota02 でも、10%というのは、このサイズの時期だけらしい。大きくなるとなくなってしまうのだそうです。このサイズの赤軸ほうれん草は、霜多さんのベビーリーフに入っています。

霜多さんは、野菜をつくりながら、含まれるさまざまな成分を分析しています。だから、亜鉛が小さいほうれん草にたくさん含まれているけれど、大きくなるとなくなってしまう、ということがわかるわけです。

野菜だけではありません。安全な野菜作りのために、土や肥料も分析する。霜多ファームの作業場の奥、実験研究室には液体クロマトグラフィ装置が並んでいました。

霜多さんの野菜は、安全なばかりでなく、おいしいからウレシイのです。小松菜が生で食べられて甘い、なんて初めてです。

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コメント

こんにちは。
hiroといいます。

霜多ファームさんの記事を興味深く拝見させていただきました。
私も野菜の勉強会の席で霜多さんのお話しを興味深く拝聴したことがあります。

さて、本文中にありましたホウレンソウ中の亜鉛含量についてですが、おそらく霜多さんの勘違いではないかと思います。
(仕事関係で、野菜の調査にもも関わっていることもあり、ちょっと気になるデータなので・・)

ミネラル成分の表記にはいろいろありますが、霜多さんが10%といったのは乾燥重量あたりなのか、ミネラル成分に占める割合なのかもしれませんね。

ちなみに、本当に現物重量あたりの亜鉛含量が10%とあるとすると、人体への影響が懸念されるほどの量になってしまいます。(^^;)

【亜鉛の中毒】亜鉛の大量摂取(200~800mg/日)によって中毒が起こり,嘔吐や下痢を生じることがあります。100~150mg/日の亜鉛摂取により,銅の代謝が阻害され,低銅症,RBC小赤血球症および好中球減少症を引き起こすことも報告されています。

でも生産者自らが土壌分析や収穫物の栄養成分にまで気に掛けることはとても良いことだと考えております。
これからもクサマさんのblogを楽しみにしています。

投稿: hiro | 2006年4月12日 (水) 10時07分

hiro さん、こんにちは。
コメントありがとうございました。
なるほど、やはり常識を超えた量なんですね。

ベビーリーフのようにひとつひとつは小さくても
一人分に赤軸ほうれん草が何本か入っていれば、
5g~10gくらいにはなるかもしれませんし、
そうすると、タイヘンなことになります。

霜多さんの勘違い、というより
わたくしの聞き方が十分でなかったと思います。

ご指摘いただき、ほんとうにありがとうございました。
これからもどうぞご覧いただき、いろいろ教えてください。
よろしくお願いいたします。

投稿: クサマヒサコ | 2006年4月12日 (水) 10時50分

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