4月の八百屋塾 トマトの1
八百屋塾の新年度が始まりました。今月のテーマはトマト。大玉トマト、フルーツトマト、ミディトマト、イタリアントマト、ミニトマトの食べくらべです。
まずは大玉トマト。
●とちぎのトマト(栃木県JA小山)↓
「麗容」というサカタの品種です。食べると、やや軟らかく感じましたが、味のバランスはよ く、食べ比べた4種のなかでは一番強さがありました。と思ったら、お隣りに座った塾生は、味がボケているといいます。トマトの個体差もあるでしょうし、そんなものなのでしょう。
●桃太郎トマト(愛知県JAひまわり)↓
タキイの「桃太郎ヨーク」という品種。肉質は硬めでしたがややざらつきがあり、酸味が不足しているように思いました。が、お隣の塾生の評価は、味ではこれが一番よかったようです。
●光樹トマト(佐賀県JA佐城川副町)↓
サカタの「サンロード」という品種。肉質はやわらかく、味は酸味も甘みも薄い感じでした。もちろん、これはたまたま私のお皿に試食にやってきた、1個の一部分の味です。
●伊良湖ファースト(愛知県JA愛知みなみ伊良湖)↓
「伊良子ファースト」という商品名で出ており、品種は「レディーファースト」か「スーパーファースト」のどちらか。これも肉質はやわらかく、ざらつきがありました。味も薄いというかやわらかいというか…。
頭がとんがっているのが、ファーストトマト。東一の方のお話では、今年入った社員のなかにファーストトマトを知らない人がいたそうです。最近はそれだけ少なくなったということでし ょう。
全体にやわらかく粉質だったと思う。それにしても、食べくらべから全員一致の評価が出る点は少なく、ほんとうに大きなポイントのみです。
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