金町小カブ
カブララインというのは中尾佐助先生がつけた名前だそうです。おおむねこのラインの東側はヨーロッパ型、西側はアジア型のカブが分布している。それはカブが日本に入ってきた経路が、東日本には朝鮮半島から、西日本には中国経由だったからといいます。いろんな作物がこのあたりを境に分かれるんですね。ちなみに東洋種の代表的なものは天王寺カブ。
カブの原産地は、アフガニスタン付近つまり中央アジアだという説と、これに加えてヨーロッパ南西部も原産地であるという2元説があります。2元説によれば、アフガニスタン→中国→西日本、ヨーロッパ南西部→朝鮮半島→東日本というわけです。
さて、金町こかぶ、すんなりと長いのではかってみたら、根と葉をあわせて、長さ40cm強ありました。
葉は切り落とし、ニンニクとじゃこをいっしょに炒めて、和風スパゲティにしました。根はサラダに。寒かったころは蒸してタプナードソースでいただいたのですが、もう生のほうがさわやかでウレシイ。
埼玉県三郷市岡永浩司さんのお作、4個で294円。
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コメント
クサマさん
こんにちわ。ご無沙汰しております。
○○○事務所の者です。
素敵なブログなので、ブックマークして、時々のぞいておりました。今、中尾佐助先生の本を読んでいて、私たちのご先祖が召し上がっていた日本の野菜をもっと食べてみたいと思ってます。
そのせいか、クサマさんが今回ご紹介なさっている「江戸伝統野菜 金町こかぶ」にとってもひかれてしまいました。
これからもクサマさんのブログを楽しみにしてます!では本日はこれにて失礼させていただきます。
投稿: onochang | 2006年4月 4日 (火) 16時17分
こんにちは。コメントありがとうございます。
伝統野菜は、いま、いろいろな地方で復活させようとしているみたいですね。
でもなかなか採算が合わないという話を聞きました。
あなたのような若い方が応援してくれると、伝統野菜ももっとがんばれるんじゃないかしら。
野菜になりかわって、「よろしく!」と申しあげたいです。
また、お寄りくださいね。
投稿: クサマヒサコ | 2006年4月 5日 (水) 10時06分