お花見のおもたせ
●サワラのオーブン焼き ↓
「サワラは魚偏に春でしょ」と春にこだわって、サワラ。この唐辛子はトウバンジャンでしょうか。しらがねぎをのせて。加熱しすぎてパサパサにならないように、気をつけて再加熱。おもたせの本人があたためなおしてくれました。しっとりとして、よい焼き加減です。
●ホワイトアスパラガス↓
みごとなホワイトアスパラガス。ゆでて、マヨネーズをつけて。製作者は帰りの電車でボソッと一言、「アスパラの削りが甘かった」とのたもうたそうな。そうかな、削りが甘かったかな。「来年にご期待ください」というコメントが、製作者の妻から届きました。
●とりつくねと春野菜の煮もの↓
お重のなかには、とりのつくね。それにふき、たけのこ、と春の野山の恵み。上に山椒の葉を飾って登場しました。上品な薄味で、食材そのものの味が味わえます。ふきもたけのこもやわらかく洗練され、えぐみはぜんぜんなかった。山椒の葉っぱは、おもたせの方のお庭から。
●大根とこんにゃくの味噌田楽↓
大根とこんにゃくをごく薄味のお出しで煮たものに、ふき味噌をつけていただきました。
このふき味噌がすばらしかった。つくり方を聞きました(つくりゃしないけど)。ふきのとうをゆでて水でさらしておく。味噌とみりんを好みの割合で練って、その中にさらしておいたふきのとうを刻んで混ぜる。刻むと色が変わるので、混ぜる直前に。
「さらしすぎた」と言っていましたが、香りもあったし、このくらいがいいな。
●つくしの煮もの↓
「つくし、だれの子、杉菜の子」のつくしです。
野原で摘んで、下処理をして、お出し、しょうゆ、酒、みりん(?)でさっと煮たもの、だと思います。下処理がたいへんなんだよね。ハカマをとって、ゆでて、さらして…。指が真っ黒になると聞いたことがあります。知ったような顔をしてそう言ったら、ピッタリの手袋をつけるから、ダイジョーブ。なのだそうです。
やさしくていいお味でした。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「料理」カテゴリの記事
- 伊吹大根の「ぜいたく煮」(2020.06.30)
- 伊吹大根のぬか漬け(2020.06.25)
- のらぼう菜づくしの蕎麦御膳(2020.04.12)
- 八百善よもやま話(2019.05.27)
- 宴の野菜度 麻布十番「更科堀井」(2019.05.25)
「野菜(山菜・野草)」カテゴリの記事
- ランチの野菜度 「春の鶴岡を味わう会」(2019.04.21)
- タネと人との素敵な関係(2019.02.21)
- 戸沢村からのおみやげ(2014.05.27)
- 宴の野菜度 三軒茶屋「愛と胃袋」(2014.05.26)
- 野菜の学校(8) 北海道野菜 ラワンぶき(2014.03.10)
「およばれ&パーティ」カテゴリの記事
- 宴の野菜度 土佐在来野菜と土佐料理で祝う2018新年会(2018.01.15)
- 宴の野菜度016 吉田昌一チャリティディナー(2011.12.03)
- 宴の野菜度035 [野菜の学校]調理隊長宅(2012.03.31)
- [野菜の学校](5) その他野菜の加工品(2012.03.19)
- [野菜の学校](4) 黒さや大納言小豆の羊羹(2012.03.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント