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2006年5月24日 (水)

八百屋塾(3) ペッパー

Pepper00 八百屋塾5月のテーマ野菜、ピーマンの続きです。
ピーマンは熱帯アメリカが原産。ピーマンのルーツはとてもとても昔にさかのぼる。ご先祖である辛味種のとうがらしは、メキシコの紀元前7000年ごろの遺跡から出土しているし、栽培が始まったのは紀元前5000年頃、といわれるほど古い。いまもチリペッパーやタコスなどの料理には欠かせない、中南米野菜界のVIPです。
上の写真は、左から「バナナピーマン」、「福耳」、「新品種(ししとう×ピーマン)」、「ハラペーニョ」。

中南米にいたご先祖、辛味とうがらしを世界に広めたのは、こしょうを求めてインドを目指したコロンブスです。彼がインドだと信じた島は、実はアメリカの西インド諸島であり、こしょうだと信じて持ち帰ったのは、実はそこで栽培されていたとうがらしだった。重ね重ねスゴイ勘違い。でも、当時の知識と航海技術では仕方がなかったのかしらね。

コロンブスが新大陸を発見した約100年後、日本にも辛味とうがらしがやってきました。当時はポルトガルから来たこしょう、という意味で「南蛮胡椒」と呼ばれていたそうです。
「ゆずこしょう」の「こしょう」が「ブラックペッパーのこしょう」ではなく「とうがらし」を指しているのは、コロンブスの勘違いが尾をひいているというのですから、勘違いもこうなると偉大というべきかもしれない。

今回、八百屋塾に現れた辛味種とうがらしは「福耳」と「ハラペーニョ」。
福耳は大きいサイズのとうがらしです。↓Pepper01
講師として登壇したタネ屋さんのお話によると、中国河南省では、みじん切りにしたこのタイプが、チャーハンに欠かせないのだそうです。ただ、彼の地からの留学生によると、日本のものは辛味が足りないとか。

ハラペーニョは、メキシコのとうがらし。↓Pepper04
おなかが減ってるみたいなユーモラスな名前なのに、シビアに辛い。特にタネのところなどはスゴイらしい。ふつうは酢漬けにして市販されています。名前の由来は、その生まれ故郷、メキシコ、ベラクルス州のハラパ(Xalapa)からきているとのこと。

このほか、大きくなってバナナに似た姿のバナナピーマン。色がきれいです。それから、ししとうとピーマンをかけあわせた新品種も紹介されました。

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