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2006年7月21日 (金)

サパジート (1)

Zapallito1 大田市場で開かれた食育ミニイベント「夏野菜」で、ちょっと変わった小型かぼちゃ様緑色物体を見つけました。「サパジート」というプレートがついています。写真ではわかりにくいのですが、サイズは夏みかんくらい。

zapallito と書いてサパジートと読む。スペイン語らしいのですが、小さなエスパニョール=ハポネ辞書には出ていません。ネットの辞書サイトでスペイン語⇒英語を調べると、素っ気なく「zucchini」とだけ出てきました。ズッキーニね。ズッキーニってずいぶんいろんなサイズやカタチがあるんだ。

『花図鑑・野菜』(草土出版)によると、ズッキーニの原産地はアメリカ南部、メキシコ北部。日本では80年代から栽培され始めた新しい野菜だそうです。名前の由来はイタリア語のzucca。辞書には「かぼちゃ」とあります。

そのズッキーニをなぜ「サパジート」と呼ぶのか。主にスペイン語圏で作られている品種なのか。この小型かぼちゃ様緑色物体は、ただのズッキーニではないぞという意思表示なのか。その辺のことはよくわからない。

Zapallito2ともあれ、何か試作してみようということになり、手に入れました。
お友だちが作ってくれたのは、なかをくりぬいて器にしたサパジートに、スープを入れて蒸したもの。皮の青い匂いがちょっと気になりました。かわいい緑色物体ですが、野性を忘れていないらしい。

重さは1個150gくらい。愛媛県産。

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コメント

Zapallito (小さなカボチャ)はアルゼンチンでは国民的な野菜です。
肉詰めをしてオーブンで焼くのが一般的です、
キッシュやスープ、炒め物、ゆでたり、すごく食べやすい野菜です。

投稿: 斎藤 | 2021年7月 3日 (土) 14時57分

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