八百屋塾① 冬瓜
- 冬瓜を繊維に直角に薄く切って塩をする。
- しんなりしたら塩を洗い流してしぼる。
- しそドレッシング(江澤先生お好み)をかける。
冬瓜というと、煮たり蒸したりして食べるものと思っていましたが、生でドレッシングをかけていただくと、すっきりしたお味で悪くないんです。暑い時期に、火を使わずにさっぱりした一品が作れると大好評でした。
試食に使われたのは、神奈川県JA三浦産の冬瓜。ここでは、在来種を独自に交配し、育成しているのだそうです。
写真は、上から愛知産の冬瓜。品種は「琉球」です
二番目の写真は神奈川県の冬瓜。それを割ったのが三番目。
冬瓜について、『日本の野菜』には、次のように出ています。
---わが国には仁徳天皇の時代に朝鮮から伝わったと言い伝えられている---
ということは、313年~ 399年。ずいぶん昔の話です。古い野菜なんですね。
また、こんな話も出ていました。
---『物類称呼』によると、トウガンの名はトウガ(冬瓜)から訛ったもので、関東地方などでトウガンと呼んだために、いつの間にかトウガンが正式の名称のようになってしまった。関東地方では大根のことをダイコと呼ぶのに、トウガのことをトウガンと呼ぶ---
昔から面白いことに気づく人がいるものです。
わたくしは、八百屋塾から神奈川県産の冬瓜を1/4いただいて帰りました。で、毎朝、塩をしてしんなりさせ水で洗ってから、サラダに入れて食べています。今日はこれ。
レタス、水なす、冬瓜、茶豆、それにプルーン。
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