調理用りんご ブラムリー(2)
届いたブラムリーの大きさは大小あります。家に持ち帰って計ってみると、大きいので1個400グラム弱。すごく立派です。香りもよい。このまま食べてしまいたいくらい。でも、生で食べてみると "Oh, No ! " らしいよ。酸っぱくて、少々えぐみもあるという。
これが、調理するとよいのですね。
御倉さんから、「RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)キッチンガーデンクラブによるオリジナルレシピ」の載っている、ステキなパンフレットをいただきました。
でも、そのレシピを子細に検討する前に、おいしそうなアップルパイのフィリングを見つけちゃった。
りんごにグラニュー糖を加えて煮て、ブランデーに浸けておいたレーズンを混ぜるというの。おいしいよね、煮りんごに、ブランデーでふやかしたレーズンだもの。作ってみたくなるでしょう。でも、やってみたら失敗だった。味も香りもすごくいいんだけど…。ブラムリーは早く煮えることが特徴と聞きましたが、ホント。そこが要注意だった。
グラニュー糖で煮るプロセスに15分くらいかけたと思う。レシピ通りだと20分なのですが、ちょっと不安だったので15分で火から外した。にもかかわらず、煮溶けたようにトロトロになっていました。
ウーン、聞きしにまさる早さです。
順序が逆なのですが、いただいたレシピを見てみた。そうしたら、アップルパイはパイシートの上に切ったブラムリーと砂糖をのせて焼くというやり方ですし、ジャムは切って耐熱容器に入れ砂糖をのせて電子レンジで5分!
そうか。と気を取り直して作ったのがジャム。作るってほどじゃありません。切ってチンしただけだもん。でも、確かによくできました。
その御倉さんのレシピを紹介します。
ブラムリー160グラム(大きめのブラムリーの半分)に対して、洗双糖大さじ4。
ブラムリーの切り方は、半分に切って、それを幅1~1.5センチの8~9片の櫛形に切り、さらにそれを5~6片にする。
切ったブラムリーと砂糖を深めの耐熱容器に入れ、電子レンジで5分。3~4分チンしたところで、取りだしてかき混ぜ、もう一度1~2分チンします。これでできあがり。
うちの台所には洗双糖がなかったので、沖縄の黒糖とグラニュー糖の2タイプ作ってみました。
写真の左は黒糖で作ったジャム、右はグラニュー糖で作ったジャムです。
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