小竹さんのアールスメロン
以前にわたくしが世話役をしていた野菜の教室の生徒さんだった小竹さんは、茨城県で農業をしているかた。まだ秋と残暑が行きつ戻りつしていたころ、アールスメロンを送ってくださいました。夏に「黒美人」というすいかをごちそうになりましたが、メロンも美人でした。
写真では光って見えませんが、メロンに貼ってあるのは小竹さんの名入りシール。
小竹さんによると、メロン栽培の仕事は父上がメイン。気をつけていることは収穫時期で、受粉後50日を目安に試し切りをし、糖度15度になった時点で収穫するのですが、「特にウチが特別というわけではないと思います」。受粉はミツバチ交配で、農薬は極力抑えており、「今年は、天候不順のため、病害が多く苦労しました」とのこと。
メロンは、お尻が少し柔らかくなってきたら食べごろといいますが、わたくしは熟しすぎない方が好きなので、もう少し待てば果汁があふれそうになるのねと思いつつ、食べごろよりもちょっと早めにいただいちゃった。おいしかった。
ことしの小竹印アールスメロンは10月初旬まで、だそうですから、もうそろそろ終わりです。
すいかが大きくて重いからか、昔ほど歓迎されなくなって、茨城県でも他の作物をつくるようになった農家が多いという話を聞いたことがあります。その一つがメロン。おかげで以前よりもずっと手が届くフルーツ…、じゃなかった果実的野菜になりました。
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