「6号」と呼ばれる紅玉
こちらは、おうちへやってきた、「6号」と呼ばれる紅玉。↓
果物全般がそうなのかもしれないけれど、家元制度のようなものがあるらしい。この紅玉を取り寄せているところは、先生から門下生まで、自分たちが育てている紅玉を「6号」と呼んで、よその紅玉とは区別をしているのだそうだ。
かたくて、酸味がさわやかなりんごです。もちろん甘みもある。が、バランスがいいのね。
ウェブ情報で、紅玉は生食には向いてない、というようなことを読んだこともありますが、どうしてどうして。200g程度のサイズということもあり、適度な酸味のおかげで生がとてもおいしく、1個ぜんぶ食べられます。
たいていのりんごの皮のところって、食べると渋みがあって、ゴワゴワしています。だから必ず皮をむくのだけれど、この6号は皮をむいたものとむかないものを食べくらべてみると、皮をむかないもののほうがおいしい、という意見もあるほど、渋みはないし、皮ごと食べるとパリパリしている。
私が小さな子どもだったころ、りんごといえば「国光」と「紅玉」しかなかった。やがて「ゴールデンデリシャス」や「スターキング」が出てきて、いまや「ふじ」ばかりです。
いままで食べたさまざまなりんごのなかで、6号はトップといっていいほど美味でした。
アップルソースの作り方を教わったので、紅玉が手には入ったら絶対につくってみようと思っていましたが、分けてもらった4個は、調理する前にあっという間に胃袋のなかに消えていたのでした。
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コメント
ずーと、6号の情報を探していました。子供の頃(55年~50年前)食べていましたが、その後6号が見られなくなり、食べられなくなっていました。代わりに同系の紅玉を食べていましたが、やっぱり同じものであることがわかり、納得しました。実は昨日(10月30日)十和田市で紅玉を11個買い、仲間に6号の話をしましたが、通じませんでした。
(満60歳のオヤジ)参考にFacebookのアドレスを記載します。
投稿: | 2011年10月31日 (月) 11時52分