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2007年4月27日 (金)

4月の八百屋塾① トマト

4月は、ゴールデンウィークのために前倒しの原稿〆切が重なり、ブログに書く時間がなかった。で、話がずっと遅れていて、やっと八百屋塾までたどり着きました。
4月はトマトがテーマ。〔野菜の学校〕でも同じテーマでしたから、同じ品種が登場しました。ただ、〔野菜の学校〕はお世話係ですからウロウロしていることが多いのですが、八百屋塾のほうは受講生なのでちゃんと試食できます。
まずは大玉トマトから。
■とちぎのトマト(栃木県 JA小山)Reiyo_01
品種:麗容(サカタ)
色艶のよいトマトです。ゼリーが多く肉質はなめらか。酸味が勝っているのはいいのですが、ちょっと味が薄いような気がした。
江澤先生からうかがった話。「麗容はいい品種で、ちゃんと育てると“王様トマト”になるんだが、育て方がむずかしい」のだそうです。

■うつのみやトマト(栃木県 JAうつのみや) Momoharuka_u01
品種:桃太郎はるか(タキイ)
配付資料によると---低温で日照が少なくても栽培できる。ハウス桃太郎よりもかたく日持ちが良いため、熟度を上げられる---
糖酸バランスはよかった。ただ、これもちょっと味が薄いような…。

■サカタのトマトちゃん(埼玉県 坂田正美)Momoharuka_01
品種:桃太郎はるか(タキイ)
生産者の坂田正美さんは、トマト名人坂田丈夫さんの後継者だそうです。私のメモには「糖酸のバランスよい」とだけありました。

■光樹トマト(佐賀県 JA佐賀 佐城支部川副町)Sunraod_01
品種:サンロード(サカタ)
資料には---病気に強く、低農薬栽培と自根栽培が可能で完熟出荷向きの早生品種。食味にすぐれている---
色が赤く、濃い味がした。サンロード=光樹トマトは、年々出荷が減っていると聞きました。残念です。

■トマト(熊本県 火の国もっこす・浅井)Mokkosu_01
品種:桃太郎はるか(タキイ)
資料には---青枯れ病に強く、高糖度で味のよい品種---と。
特別栽培で作られているといいます。ちょっと味が薄いのですが、皮のところに味がありました。

■竜ヶ崎トマト(茨城県 JA竜ヶ崎)Ladyfirst_01
品種:レディファースト(愛三種苗)
ファーストトマトの完熟型品種---と資料。
「ちょっとざらついていて、粉っぽい」と私のメモ。
「この竜ヶ崎はいつものと違うなぁ」と、竜ヶ崎トマトをよく知っている八百屋さんたち。そうなんですね。たまたま、いま、私がここで食べたトマトは粉っぽいけれど、いつもは違う。

竜ヶ崎トマトに限らず、私がそのときに偶然に出合ったトマトの味はそのときのそのトマトだけのもの。これを一般化して、「○○○○という品種のトマトは…」とか、「○○産地のトマトは」などと言うことはできません。大きな傾向はわかるけれど、それ以上に細かいことは言ってもナンセンスなのではなかろうか。

野菜の場合、ワインのようにテイスティングをし産地や生産年をあてることはたぶんできないし、第一意味があるとは思えません。少なくとも私にとって、食べくらべの意味は、味や香り、肉質などを意識して食べること。なんとかして、食べているものの特徴をつかんで、言葉にしようと努力をすること。江澤先生のおっしゃる「ベロメーター」を意識し、その性能を上げることです。

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