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2007年5月25日 (金)

加賀野菜 それぞれの物語

Book_kaga01 金沢の老舗タネ屋五代目で、「加賀野菜保存懇話会」を主宰する松下良さんという方が書いた本です。
巻頭に、カラーの見開きに1点ずつ加賀野菜が紹介され、第一章「金沢の伝統野菜 今昔物語」では、松下さんの野菜にかける思いが、第二章「金沢の伝統野菜 珠玉の物語」では、加賀野菜一つ一つについてのエピソードが綴られています。

この本は、こう始まります。
---昭和30年代以降の高度経済成長により、都市部に人口が集中し、その需要を満たすため、野菜の大量生産が必要となった。結果、多くの野菜が病気に強く栽培しやすく、また、形が均一で運搬しやすい交配種となり、品種の単純化が進む---
これって、江澤正平先生が、しょっちゅうおっしゃっていることだ。と思ったら、第三章「加賀野菜との出会いが生んだ物語」に登場しました!
1990年、松下さんは、絶滅の危機に瀕している加賀野菜のタネの保存を考えていました。
---その頃、東京で私を待っている人があった。何回も申し入れがありながら会える機会を逸していたが、芝郵便会館(メルパルク)で張り込まれ、とうとう面接がかなった。東京神田青果市場で有名な、知る人ぞ知る江沢正平氏である。「京野菜は今やブームだ。ローカルの貴重な財産であり食文化の根源はその土地古有(固有)の品種だ」と延々と加賀野菜復興に強い示唆を与えられた。その後、金沢まで出向いて種々と指導を受けた---
なんだかうれしくなりました。

  • 出版:橋本確文堂
  • 発行年月:2007年4月
  • サイズ:A5判 / 166p
  • 税込価格:\1,800(本体 : \1,714)

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