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2007年6月28日 (木)

月山のミョウガタケ

Myoga01   「シオデ」といっしょに、藤岡輝好さんからいただいたのがミョウガダケ。
ミョウガは昔住んでいた家の庭に生えていました。でも、ミョウガタケは初めて。これはミョウガの何なのだろうと思って調べてみました。
で、ふつうのミョウガは花、ミョウガダケは茎の部分ということがわかりましたが、私はミョウガについてもよく知らなかった。

参考図書は『花図鑑野菜』(芦澤正和監修・草土出版)、『日本の野菜』『野菜の博物誌』(どちらも青葉高著・八坂書房)です。
で、わかったこと。

  1. ミョウガはショウガの仲間である
    ミョウガは分類上はショウガの仲間、ショウガ科ショウガ属。学名は、Zingiber mioga Rose で、日本語「ミョウガ」が入っています。
  2. ミョウガは日本原産ではなかった
    「日本固有の植物ではなく史前帰化植物の一つ(日本の野菜)」。北海道から沖縄まで全国に自生していますし、学名に日本語の名前が入っているくらいですから、日本原産と思いたいところですが、「アジア東部、中国の原産……。現在、中国ではほとんど栽培されなくなったため、日本特有の香辛野菜といえる(花図鑑野菜)」
  3. ミョウガは古くからの栽培作物である
    家の庭に生えていたので、農家で栽培する作物というよりは、庭に自生しているのを食べるモノと思っていましたが、古くから栽培されていた記録があります。

いまは栽培されていない中国でも「古くから栽培され、『斉民要術』には、“みょうが(字がないのでひらがな)”は樹陰の地によし…」とわが国での農業書でみられるような栽培法や、塩、苦酒での漬物の方法などを記述し、当時栽培していたことが知られる(日本の野菜)」。
日本では、「平安時代の『延喜式』には供御の漬物として栽培規定が書かれ(花図鑑野菜)」ており、平安時代の重要な野菜だったらしいのです。

Myoga03 で、いただいたミョウガダケ、ラベルには、「つま、だし、サラダなど」と用途が書いてあります。「だし」というのは山形の郷土料理のことでしょう。
Myoga02 私は、薬味として、みそ汁に入れたり、そうめんのつゆに入れたりしていただきました。フツーのミョウガも大好きだから、ミョウガタケも大好き。ミョウガの紫色が濃いものは、けっこうかたくて口の中でゴワゴワするような感じがあります。でも、ミョウガタケの濃い緑色のところはシャキシャキしていて、かたくなかった。
栽培されているミョウガタケは茎葉の芽を光をあてずに成長させたもので、長さと形が揃っています。色は白い部分が長く、白から濃いピンクのグラデーション。緑色のものはないようです。いただいたミョウガダケは自生なのだろうと思います。
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