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2007年7月 6日 (金)

タネなしナス「あのみのり」

Aminominori01 <野菜と文化のフォーラム>主催「なすフォーラム」での講演の一つは、「ナスの品種動向と今後の展開」つまり、なすという野菜はこれからどんな方向に発展していくのか。お話は、野菜茶業研究所の齊藤猛雄先生でした。

なすが進んでいく道=生産者が作りやすいなす、の研究成果の一つが「単為結果性」、受粉しなくても果実が自然に大きくなる性質、つまり「タネなしなす」なのだそうです。以下は、いただいた資料のその部分です。
---現在、各地で栽培されているナス品種は受粉または着果ホルモン剤処理がなくては肥大せず収穫することができません。しかしながら、受粉すると果実には種子が形成されるため、食べたときの食感に影響するほか、果実を切ったときに種子周辺から褐変しやすく、見た目が悪くなります。一方、有効な花粉があまり形成されない低温期に着果ホルモン剤を処理すると種子のない果実を収穫することができますが、処理に多大な労力を要します。
そこで私たちの研究チームでは、種なしのナス着果を着果ホルモン剤の処理なく省力的に栽培するための品種開発に取り組んでいます。---
1994年から2004年にわたる研究の成果=ナス安濃交4号という品種を、全国複数の公立研究機関で試験栽培して、良好な結果が得られたので、「あのみのり」(上の写真)として発表したのだそうです。

Aminominori02 その「あのみのり」が展示されていて、おみやげにいただきました!
うちに持って帰って、真ん中で切って撮影!!
すると、あれ? なんだかタネのようなものが見える。これは何だろう…?
齊藤先生に教えていただきました。
タネができなくても果実は大きくなる、ということは、冬の低温期にしっかりした花粉ができなくても大きくなるということ。冬以外は花粉がめしべについて受精するので、タネができるのです。
先日いただいた「あのみのり」は、いま栽培しているものですから、十分タネができる気温なわけです。だから、タネのように見えるのは、タネ。冬に、同じように切ってみると、タネはなく、「しいな」と呼ばれるタネのモトがあるそうです。
先生、ありがとうございました。お手数をおかけして、申しわけありませんでした。お話がよくわかってなかったクサマでした。

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