愛の小町
調べてみたら、愛の小町という名前と赤い皮の色とは関係がなく、長崎県愛野町というところで作っているからなの。なあんだ、と思ってしまった。品種は「出島」です。
出島なら知ってる。前に食べたことがあります。形は確かに出島に似てますね。でもこの皮の色は??
---愛野町では16年前から栽培に適している赤土に取り組み、現在この赤土の畑で、肌の色や食味のよい「愛の小町」の生産を行っています。私たちの産地では、おいしい「じゃがいも」を作るために、優良な有機質と植物性、魚、貝類をバランスよく配合した完熟堆肥をもとに栽培しております。---
---長崎の伝統料理「鯨じゃが」のように煮物に向きます。味噌汁の実としても親しまれています。---
なるほど、赤土で作ったら皮が赤い。でも、それだけなの?確かに目立つけれど…。
それよりも、「鯨じゃが」に興味があるな。肉じゃがに似てるんだろうか。と思ったら、こんな記事がありました。
---肉じゃがをイメージしそうですが、ウネとサエズリと新じゃがを上品に炊き合わせたもので日本酒に非常に良く合います。---
ふーん。おいしそうだけれど、鯨の詳細がわからないとイメージできない。五島列島の郷土料理だそうです。五島列島まで行くことがあったら、ぜひ食べてみたい。
フツーのじゃがいも(品種不明)があったので、いっしょに撮影。写真↑↓左は「愛の小町」、右は品種不明。
両方を染め煮にしてみたら、できあがりが違います。↓
この料理は最後に火を強めて、汁けをとばし、粉を吹かせるのですが、愛の小町(奥)はあまり粉を吹かない。食べるとねっとりしっとりしています。
そういえば、売り場の人が「新じゃが」と言ってた。前に食べた出島も新じゃがだった。新じゃがじゃない出島って出てこないのかな。
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コメント
初めまして。Google検索で見つけましたのでアクセスさせていただきました。
私は長崎県愛野町で赤土栽培のジャガイモ「愛の小町」を栽培しています。
品種は「デジマ」が主で、当地では春作(5月)、秋作(12月)の2期作栽培です。
特に北海道が端境期となる春作ジャガイモは好評です。
アグリ日記として栽培状況などを更新しています。
是非遊びにきて、コメントお願いします。
投稿: ぽてと倶楽部 | 2008年10月27日 (月) 15時06分