スターフルーツ
果物教室のおみやげにいただいた、スターフルーツ。沖縄で出合ったものより小ぶりです。長いところで10センチくらい。いまは淡いグリーンですが、熟すると黄色になります。
スターフルーツには、「JAはまゆう」というラベル。検索したら、宮崎県日南市にある「はまゆう農業協同組合」でした。「宮崎県南部に位置し年間の平均温度は17度あまり、冬でもめったに雪が降らない温暖な気候」といいます。そうじゃなきゃ、この子は育たないでしょう。
吉田よし子先生の『東南アジア市場図鑑』(弘文堂)によれば、スターフルーツの原産地は東南アジア、マレーシアの辺り。つまり熱帯アジア生まれですから。
---古くから熱帯各地で栽培され、特に中国人が好むので、中国人の定着したところには、甘くて大きい、上等な品種がある。長さ15センチくらいの、黄緑色の透明感のある果実---と吉田先生。
そういえば、以前シンガポールで中国系のお友だちと食べたスターフルーツは、ずっと大きく味も濃かった。今回うちへやってきたスターフルーツは小さくて若いだけに、甘さも酸味も軽く、たっぷりの果汁がさわやかでした。
スターフルーツが日本に入ってきたのは案外古く、18世紀末だそうです。いまは宮崎や沖縄だけでなく、鹿児島、和歌山産も市販されているとか。(講談社『四季の果物』)
今年は、日本が亜熱帯化したのではないかと思うほど暑かった。熱帯の果物には、過ごしやすい夏だったのかもしれません。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「楽しい果物教室」カテゴリの記事
- 江戸東京野菜料理コンテストレシピ集(2010.08.27)
- 果物教室② バナナ(2008.03.19)
- 果物教室① カンキツ(2008.03.18)
- フルーツのネクタイ(2008.03.16)
- 果物教室② キウイフルーツ(2008.02.20)
「果物(熱帯果樹)」カテゴリの記事
- 熊本産マンゴー(2015.06.24)
- Friuts+Vege Salad 1409(2014.09.01)
- 干しバナナ巻き巻きクッキング(2013.12.01)
- マンゴーを干してみよう(2013.05.01)
- 八百屋塾 (5)極撰バナナ(2011.07.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント