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2007年8月30日 (木)

スターフルーツ

Starfruits01 果物教室のおみやげにいただいた、スターフルーツ。沖縄で出合ったものより小ぶりです。長いところで10センチくらい。いまは淡いグリーンですが、熟すると黄色になります。

スターフルーツには、「JAはまゆう」というラベル。検索したら、宮崎県日南市にある「はまゆう農業協同組合」でした。「宮崎県南部に位置し年間の平均温度は17度あまり、冬でもめったに雪が降らない温暖な気候」といいます。そうじゃなきゃ、この子は育たないでしょう。

Starfruits02 吉田よし子先生の『東南アジア市場図鑑』(弘文堂)によれば、スターフルーツの原産地は東南アジア、マレーシアの辺り。つまり熱帯アジア生まれですから。
---古くから熱帯各地で栽培され、特に中国人が好むので、中国人の定着したところには、甘くて大きい、上等な品種がある。長さ15センチくらいの、黄緑色の透明感のある果実---と吉田先生。
そういえば、以前シンガポールで中国系のお友だちと食べたスターフルーツは、ずっと大きく味も濃かった。今回うちへやってきたスターフルーツは小さくて若いだけに、甘さも酸味も軽く、たっぷりの果汁がさわやかでした。
スターフルーツが日本に入ってきたのは案外古く、18世紀末だそうです。いまは宮崎や沖縄だけでなく、鹿児島、和歌山産も市販されているとか。(講談社『四季の果物』)
今年は、日本が亜熱帯化したのではないかと思うほど暑かった。熱帯の果物には、過ごしやすい夏だったのかもしれません。

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