八百屋塾③ ぶどう
次は「ピオーネ」。山梨産の種ありと種なし、岡山県のニューピオーネが出ましたが、4.種ありピオーネ(山梨県 土屋園)の写真が撮影漏れでした。残念!
↑左は 5.種なしピオーネ(山梨県 フルーツ山梨ひしやま)、右は6.ニューピオーネ(岡山県 阿新)
以下は資料の引用、「ピオーネ」について。
「巨峰」×「カノンホールマスカット」。静岡県の育種か井川氏の育成。当初、「パイオニア」で命名しようとしたが「ピオーネ」に変更した。「巨峰」に比べ、顆粒が一回り大きく、18g前後とボリューム感があり、上品な食味から高級感が漂う。ほとんどが種なし栽培で、食べごろは8月下旬~9月上旬ごろ。
7.ナガノパープル(長野県 須高)↓
「巨峰」×「ロザリオビアンコ」。長野県果樹試験場育成の期待の品種。
8.ゴルビー(山梨県 こま野落合)↓
「レッドクイーン」×「伊豆錦3号」。上原宣紘氏の育成で、当時、ソ連を改革したゴルバチョフ(ゴルビー)にちなんでつけられた名前。鮮やかな赤色の大粒種で、糖度も高く食味は良好である。
9.甲斐路(山梨県 こま野西野)↓
「フレームトーケー」×「ネオマス」
上原正蔵氏の育成。名前の通り山梨県を代表する赤色晩成種(赤嶺は早生系)。糖度が20度を超え、食味は極めてよいが、反面病気に弱いのが難点。
10.レッドネへレスコール(山梨県 ふえふき八代)↓
「甲斐路」×「ネヘレスコール」。上原宣紘氏の育成。ネヘレスコールは聖書にも登場する古い品種。
11.ロザリオビアンコ(山梨県 ふえふき八代)↓
「ロザキ」×「アレキ」。上原宣紘氏の育成。外観、食味とも極めて優れる。糖度は18度以上と高く、香り・酸味が少なくやさしい味。
12.シャインマスカット(山形・長野)↓
2003年、果樹研究所発表の今最も話題の品種。安芸津21号(スチューベン×アレキ)×白南。
※これは、昨年の八百屋塾でも食べました。そのときは味が安定していなかったのか、意見が分かれましたが、今回はよかった。全部のなかでいちばんかも。
13.黄甘(長野)↓
黄甘について資料に説明はなかったのですが、先日、高広青果のヨシエさんが紹介してくれたぶどうです。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「八百屋塾」カテゴリの記事
- 宴の野菜度 押上「よしかつ」(2019.06.28)
- ガイニマイナ&マゲニマイナ(2019.03.04)
- 後関晩生、ごせき晩生(2019.02.04)
- きのこブックス(2016.12.17)
- 八百屋塾 まだまだ、なす③グローバルな個性派(2015.07.21)
「果物(柿・ぶどう・その他)」カテゴリの記事
- 野菜の学校(9) 甲州と甲斐路(2015.10.16)
- ベビーパーシモン-第13回フルーツセミナー(2015.10.07)
- Friuts+Vege Salad 1409(2014.09.01)
- Friuts+Vege Salad 1408(2014.08.01)
- Friuts+Vege Salad 1407(2014.07.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント