浜なし
よこはま青果塾の委員長藤岡輝好さんが、「これが、ハマナシです」と持ってきてくれたなし。
「横浜の“浜”のなし?」
「そう。市場には出さずに、農家の前などで直売しているんです。樹で完熟させているから味がよくて評判だけど、なかなか手に入らない」のだそうです。
「浜なしっていうのは品種ではなく、横浜のくだもの農家が直売しているなしのことで、豊水と幸水が多いんですが、これは豊水だと思う」と藤岡さん。
家で計ってみたら、426グラムありました。かなり大きい。そして、とてもジューシーで甘い。
ネットで検索したら、横浜市環境創造局環境活動推進部農業振興課のページがありました。
それによると、「浜なし」とは横浜市果樹生産者の統一ブランド名。主要品種は、豊水58%,幸水34%,新水4%、その他4%。その他には、菊水、筑水、秀玉、新高、新星が作られているといいます。
また、期待の新品種として神奈川園芸試験場で育成された「あけみず」が紹介されていました。梅雨明けいちばんに出てくる極早生ですが、なしは、植えてから収穫できるまでにとても時間がかかるので、私たちが食べられるのはまだ先とのこと。楽しみです。
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コメント
昭和30年(1955年)前後、まだ都市開発が始まる前の登戸(川崎市)へ梨狩りに良く行きました。
今年の梨は例年より早めの収穫で、しかも甘いですね。
投稿: grahams | 2007年9月 4日 (火) 08時57分
■grahamsさん
コメントありがとうございます。
梨狩りによくいらしたということは、
登戸あたりに梨園があったのね。
1955年というと、50年以上前になりますね。
いまはどうなっているのかしら。
横浜は近郊農家がずいぶんガンバっているようです。
今年のなし、ほんとにおいしくて、ウレシイ!
投稿: クサマヒサコ | 2007年9月 4日 (火) 14時39分