バターナッツ南瓜のジャム
いま、朝日新聞のインターネットサイト「どらく」にかぼちゃの記事が出ています。書いているのは、園芸研究家の御倉多公子さん。
先日、「バターナッツってジャムにするといい。シナモンがマストなのよね」と、ジャムを持ってきてくれました。
ラベルには「片平楽農倶楽部で採れたバターナッツを使用した無添加の安心ジャムです。[材料]バターナッツ南瓜・砂糖・シナモン」と書いてあります。
バターナッツのフルネームは、バターナッツスクォッシュ。かぼちゃの仲間です。写真は八百屋塾に参考出品されたバターナッツスクォッシュ。
吉田よし子先生の『からだにやさしい野菜物語』(冬幻舎文庫)に、パンプキンとスクォッシュの違いについてこう書いてありました。
- 米国の「パンプキン」と「スクォッシュ」
(略)
ところで、アメリカではカボチャを家畜の飼料用と人間の食用に分けて、飼料用をパンプキンと呼びます。パンプキンは筋が多く、特有の強い臭いがあり、そのままでは煮ても焼いても食べにくいのです。私たちが食べている、いわゆるカボチャは、すべて食用であるスクォッシュです。
ふーん、初めて知った。
「パンプキンパイ」とか、「パンプキンスープ」というのは、きっとアメリカの言い方ではないんですね。
と思って、英語のサイトをあれこれみていたら、バターナッツスクォッシュの料理法がたくさん出ていました。そのなかにあった「青木さんのスイートコーン&チリ・バターナッツスクォッシュ」というレシピ。ちょっと白そう。作ってみたいな。でも、これ、フレッシュグリーンチリを使うんだ。材料が揃わないなぁ。そのうちにぜったいトライしよう。
御倉さんにいただいたバターナッツスクォッシュのジャム。ねっとりしていますが、あまり甘くない。香りも淡く、個性の強いパンにつけると負けてまうのでした。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- ティラミスチョコレート(2020.07.21)
「食」カテゴリの記事
- はじめまして牧野野菜です。(2021.08.02)
- こうち食べる通信08(2021.03.15)
- 真室川伝承野菜図鑑~雪国を耕す(2021.02.04)
- SEED VOL.18 (2021.01.28)
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
「野菜(果菜類)」カテゴリの記事
- パプリカペースト「アイバル」(2020.08.05)
- 福島秀史さんの畑 内藤かぼちゃ(2019.08.07)
- 福島秀史さんの畑 真黒(しんくろ)なす(2019.08.07)
- 福島秀史さんの畑 馬込半白節成きゅうり(2019.08.06)
- 大江戸味ごよみ 6月17(月)寺島なす(2019.06.17)
「野菜(西洋野菜)」カテゴリの記事
- ケールのおいしさ研究会(3)(2019.01.20)
- ケールのおいしさ研究会(2)(2019.01.18)
- サクイイ!(2016.07.10)
- ハーブ農園「ニイクラファーム」見学(2016.07.10)
- ニースのかぼちゃ またの名 クルジェット(2016.07.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント