タベルナ・バラッカ
■自家製生ハム
生ハムを食べながら、メンバーの一人が「生ハムにメロンをあわせるのは、日本人が考えたんだろうか」といいました。清水尚シェフのお答はこうです。
「メロンと合わせるのは、イタリア。なぜならば、イタリアの生ハムは、半年で作る。スペインの生ハムができるまでには1年かかる。香りも味も濃く、身が締まる。そこで、いちじくとあわせることが多い」。
なるほど、「そのいちじくはドライですか」とクサマ。
「ドライもあるし、生のいちじくを使うこともある」とシェフ。
へーぇ、ヨーロッパのいちじくはドライにすると思ってた。
生ハムの食べ方も話題になりました。
生ハムを口に入れたら、上あごの裏につけて温め、香りを嗅いでから、食べ、ワインを飲むのだそうです。
そうなの。いきなりパクバクムシャムシャしてはイケナイのね。よい生ハムを、ゆっくり味わう方法ですね。
■ウナギの稚魚
有名な「うなぎの稚魚」のオリーブオイル煮(炒め?)
塩とシェリー酒で下処理したウナギの稚魚を、熱したオリーブオイル(にんにく・赤唐辛子入り)に入れたもの。ウナギがオリーブオイルのお風呂に入っている!バーニャカウダみたい!フォークですくって、フランスパン系パンにのせていただきます。
ウナギって、稚魚の頃から細長くてちゃんとウナギしてます。白魚とも、ノレソレとも違う。おチビさんのくせに、ものすごく高価なんですって。キロ何万円とするらしい。ま、そりゃそうだ。この小さいのがみんな、おとなのウナギになることを期待されているんだからね。
たいへんな貴重品なので、ありがたく味わいました。
ここで時間切れ。続きは明日。
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