金色のりんご
「リンゴ新品種フェア」で試食した中生リンゴのなかで、私がいちばんおいしいと思ったのは、シナノゴールド(写真)でした。香りにも味にも奥行きがあって豊かな感じ。でも、この色って日本人にはどうなんだろう、とつい思っちゃう。
前に聞いた話では、赤いリンゴの色が真っ赤でないと売れないから、農家の人たちは、日光に当てるために葉を取ったり、太陽光線を反射させたり…。味はともかく赤い色をつける工夫をいろいろしているんだそうだ。とすると、黄色いリンゴなんて、薄い赤よりももっと人気がないかもしれない。
みんな黄色い、というかゴールデン。やっぱり赤くないとおいしく見えないんだろうか。少なくともシナノゴールドは、中生のどの赤いリンゴよりもいいと思ったけどな。
日本人は目で食べるという。それは私にとっても、とても大切なことだけれど、ときには目をつぶって味と香りを感じてみると、おいしい世界が広がるんないか、と思ってます。
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