八百屋塾② はくさい
試食・食べ比べたのは、生、ホタテの貝柱で煮浸し風にしたものを3品種、3日前から塩漬けにしたものを2品種です。
- 生で食べると、「黄愛(黄芯)」は、葉はみずみずしくかすかな辛みがあり、芯は水分が多く味がやや薄い感じ。
「隆徳(白芯)」は、芯は水分がありましたが葉には少なくパリバリ感あり。
ミニ白菜の「めんこい(ミニ白菜)」は、葉はしゃきしゃきして少し辛みがあり、芯は水分の多さが印象的。葉と芯の中間のところに甘みというかうまみというか…がありました。 - 煮ものでは、「黄愛(黄芯)」は、葉の部分はよいのですが、白い部分の筋がちょっと気になりました。
「隆徳(白芯)」は、味がよくしみていました。口あたりがよくやわらかくなりすぎないところもいい。
「めんこい(ミニ白菜)」の歯ざわりはなかなかよかった。 - 塩漬けは「仲秋」と「黄ごころ」。塩漬けしてから3日半経ったもの。どちらも塩が立っています。塩の入り方がまだ均一になっていないような感じもしました。
白菜は消費量が減っている野菜の一つです。買って帰るのが重たいし、1個買うとなかなか使い切らない。そのうちにひからびちゃう。キムチで大量に白菜を使う韓国でも、白菜は減っているのだそうです。ということはキムチも減っているのかな。とにかく、日本で漬けものをする家庭が減り、野菜の勢力図はずいぶん変わったと思います。
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