果物教室① 西洋なし
11月の果物教室のテーマは、柿、西洋なし、りんご、温州みかん。
前日に開かれた<西洋なしフォーラム>にいらした研究所の方や農園の方も展示フルーツ持参で参加して、賑やかな果物教室になりました。
写真は一番手前が「早生みかん(愛媛県 日の丸と熊本県 河内)」。次が「サンふじ(長野県 あづみ)」、続いて「サンふじ(山形県 朝日町)」「ジョナゴールド(岩手県 江差)」。西洋なしは「ラ・フランス(山形県 西郷)」。柿は、「富有柿(山梨県 石和)」「富有柿(岐阜県 揖斐川)」「甲州百目(山梨県)」。その向こうは「ラ・フランス(長野県 宮原農園)」。いちばん向こうは<西洋なしフォーラム>に参加された長野県「宮原農園」の「ぐんま名月(右)」と「コミス(左)」。
別のテーブルに、こちらも<西洋なしフォーラム>に出た山形県「うばふところ」の西洋なしが並びました。手前左から「カスケード」「エルドラド」「デヴォー」。向こう側の真ん中は「越さやか」、右は「ヴォートヌゥ」。左の「レッドコミス」は宮原農園のもの。
間苧谷徹先生の講義のあとに、「うばふところ」の佐藤和美さんが今年品種登録した西洋なし「月味」について話してくださいました。
1985年にタネをまき、2005年に初めて実をつけた。その味が好評だったので、2005年に品種登録を申請し、今年認可が下りたとのことです。お月見の頃に収穫できること、自然に感謝するお月見の習慣を残したいという願いを込めて「月味」。順調にいけば、2年後には販売できるそうです。※写真は<西洋なしフォーラム>での「月味」
でも、「月味」は<西洋なしフォーラム>のときにすべて完食。果物教室にはやってきませんでした。
試食したのは、まず「ラ・フランス(長野県 宮原農園)」。香りがよくなめらかで甘い。ラ・フランスって、やはりバランスが取れていると思います。糖度は14.5。
次の「パッカムス・トライアンフ」は、もっと甘い。とろけそうな食感で、独特の香りが印象的です。14.8。
「越さやか」は、味も香りも個性的。この匂い、ぜったい知ってる。どこかで嗅いだことがある。でも思い出せないのでした。糖度は13.5。
「ヴォートヌウ」。やわらかく甘いけれど、ちょっと粉質の感じがしました。香りは控えめです。糖度13。
「デヴォー」は、やや粉質かな。かすかな苦みがありました。糖度13.1。
「カスケード」は、ちょっと適期を過ぎてしまったのかも。発酵したような酸味がありました。糖度13.7。
でも、こんなにたくさんの種類を食べるとなんだかわからなくなるね。
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