物教室② ル・レクチェ
ル・レクチェが最初に日本に入った時期は定かではありませんが、明治36~40年(1903~1907年)の間に、新潟県の小池左右吉によって導入されたものの中に含まれていたといいます。栽培がむずかしくいったんはあきらめた。それが復活したきっかけは、古町の芸者さんの一言なのだそうです。
最初バートレットを栽培する計画だった。それを芸者さんに話したところ、「その梨は私たちが食べているロクチよりおいしいんですか」と聞かれた。で、そうか、ロクチはそんなにおいしいのか。じゃあロクチを復活しよう!と。
ル・レクチェはフランス語“Le Lectier”なので、はじめのうち「ロクチ」「ル・ルクチー」「ル・レクチー」「ル・ルクチェ」などのような表記がありましたが、昭和40年(1955年)に、新潟県で「ル・レクチェ」に統一されました。
下記は、ル・レクチェが入っている袋に書かれていた「食べ頃5つのサイン」。
- 色 果実全体が鮮やかな黄色に変わる。
- 香り 甘い香りがしてくる。
- へた 茶色のへたが黒くシワシワになる。
- くび へたに近い実のくびの部分が黒ずんでくる。
- 硬さ 手に持つとやや弾力のある感触になる。
香りがよく、白くきめ細かな果肉は、なめらかでジューシー。「それはロクチよりおいしいんですか」と聞いた芸者さんに感謝です。
糖度16.7。
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