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2008年3月23日 (日)

万能ではない野菜・果物

Newspaper 3月16日(日)付けの日経新聞健康面に出ていた記事です。書いているのは、東北大学公共政策大学院教授の坪野吉孝さん。
「がん予防、疑問符も」と、ちょっとショッキングな見出しなのですか、内容は常識的なことでした。

「がん予防の万能薬のように考えられてきた」野菜と果物ですか「最近この傾向が後退気味」とのこと。記事を要約すると

  • がん予防、疑問符も
    1997年の世界がん研究基金報告書で、野菜はいくつものがんに対して「確実に予防効果がある」あるいは、「おそらく確実に予防効果がある」と判定されたが、2007年の同基金報告書では「確実」の判定はなくなり、いくつかが「おそらく確実」に残っている。
    果物についても事情は同じだ。このように判定結果が変わったのは、調査方法の進歩によるという。
    もちろん、いまでもいくつものがんに対して有用だし、がん以外の糖尿病・心臓病・脳卒中などの予防にも有用。とはいえ、がん予防の手段として、野菜と果物を万能視するような傾向が弱まっているのも確か。一つ二つの要因だけに注意すれば万全とはいかないようだ。食事・運動・肥満・喫煙など、幅広く目配りすることが大切だろう。

野菜はクスリではありませんし…。野菜さえ食べていれば、ちょっとデタラメなことをしてもいい、というわけにはいかない。
だれでも、これさえ摂ればダイジョーブ、という免罪符は欲しくて、だからナントカキノコみたいなモノが流行ったりするんですけれど。

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