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2008年5月20日 (火)

スネークフルーツ

Snakefruit02 クサマは朝日新聞のインターネットサイト「どらく」でフルーツの記事を書いていますが、その果物を用意し、情報を提供してくださっているのが、大田市場にある東京青果の大石富出実さん。先日の打ち合わせのとき、「こんな珍果もありますよ」と。

Snakefruit04 「スネークフルーツです」と大石さん。
「皮が蛇みたいですものね」とクサマ。
「味は保証の限りではありませんが、あげますよ」
「うわっ、ウレシイ!ありがとうございます」

大石さんから、フルーツといっしょにもらったプリントには、こうありました。

  • スネークフルーツ(サラカヤシ) ヤシ科
  • 学名:Zalacca edulis
  • 原産地:インドネシア 
  • 生産地別のシーズン:タイより 周年
  • 概要:東南アジア一帯で栽培されている。 日陰で湿度が高い地帯によく育つ。
    幹はほとんどなく、地際から長さ 4~7mのトゲのある葉が群生する。 果実は球形や卵形、長さ5cmほど。 外皮は光沢のある褐色で、微毛刺を有するうろこ状になっており、簡単に剥くことができる。 果肉は白色半透明で3個の塊に分かれており、内部に硬い種子を持つ。 特有のにおいがあり、未熟のうちは渋いが、熟してくると甘酸っぱくリンゴのような風味がある。
    果皮が蛇の皮にそっくりなことからスネークフルーツと呼ばれるようになった。
  • 食べ方:生食のほか、砂糖煮にする。

Snakefruit06 食感はライチーというかリュウガンというか…、柔らかいけれどちょっと歯を押してくるような感じ。案外水分を含んでいます。
食べると独特の匂いがあります。その匂いの個性にくらべて、味は上品だと思う。最初噛んだときは酸味を感じますが、その後にやさしい甘みがやってきて、糖酸バランスも悪くありません。
ルックス、匂いとのギャップが面白いフルーツでした。
私は嫌いじゃないけれど…。

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