熊本京菜
以下は、芦澤正和先生監修『地方野菜大全』(農文協)から抜粋
- 熊本京菜
熊本京菜はコマツナ類の一種で、古くは「肥後京菜」と呼ばれていた。熊本県へはその昔、細川忠興公が筑紫の城主から肥後城主に藩替の折に持参したといわれている。
熊本京菜は丸葉コマツナと東京コマツナとの混合系統と思われる。
…(略)…
熊本市近郊のみで栽培され、古くから正月の雑煮に入れる煮食用として出荷されてきた熊本京菜は、耐寒性が強く、冬まきで2~3月に出荷されるので、冬野菜としても利用されてきた。
…(略)…利用は正月の雑煮用だが、これは餅と餅がくっつかないように間に挟むためといわれている。さらに、野菜煮や油炒めなどにも利用されている。
熊本京菜をみたとき、油揚げと煮浸しにしたらいいかも、と思ったのですが、油揚げは家にありません。入手して料理すると日にちが経ってしまうので、冷蔵庫のベーコンといっしょに煮てみました。
案外しっかりした歯ざわり。炒めものにしてもいいと思います。
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