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2008年7月18日 (金)

三浦レイソルメロン

Reysol_melon04 「ブログネタです」と、よこはま青果塾の藤岡輝好委員長から珍しい野菜や果物が届きました。いつもありがとうございます!
まずは「よこはま青果塾で人気のあったメロンです」というメモがついた三浦レイソルメロン。「ひまわりクラブ」というステッカーが貼ってあります。金色の美しいお姿。計ってみたら790gありました。

Reysol_melon05 果肉は白くタネの部分が取り除きやすい、昔のマクワウリのような断面。なめらかな歯ざわり、スッキリとした甘さも、私などにはクラシックなウリに近いのですが、若い人たちには新しいおいしさなのかもしれません。

メロンは、お役所の分類では野菜に入ります。流通では果物、私のイメージも果物ですが、青葉高先生の『日本の野菜』(八坂書房)をみていたら、こんな↓一節がありました。

マクワウリは江戸時代後期までは非常に重要な野菜であったらしい。『農業全書』などの農書ではウリ類の最初にマクワウリをあげ、栽培法などを詳しく記述している。きゅうりがウリ類の代表的野菜になったのは明治時代以降のことである。

なるほど「ウリ」というと野菜です。じゃ、マクワウリは野菜、ネットメロンは果物と、マクワウリとネットメロンの間に線を引けるかというと、むずかしい。ネットメロンを野菜のうちに入れたほうが自然かも、と思えてきました。

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