「最上赤」というにんにく
最上伝承野菜の定義は下記の通り。
- 最上地域特有でおおむね昭和20年以前から存在していた野菜・豆類など
- 現在も栽培され、自家採種しているもの
「最上赤」は戸沢村農楽(のら)市という直売所で売っており、現在、市場出荷を考え中だそうです。で、「値段はいくらぐらい?」
「青森産よりも少し安く売りたい」
あ、それはいいな。田子のにんにくは高いもの。
と思って、東京中央卸売市場の平均価格をみてみたら、もっと高いところがあった。1位はフランスからの輸入物で2,065円。続いて大阪の1,552円、愛知1,547円、島根1,365円、京都1,067円、岐阜1,050円。青森は6番目で1,004円なの。シツレイしました。
ちなみに中国産は179円。フランス物の約1/12!相手になりません。
昔、フランス産の紫にんにくを買ったことを思い出しました。これ↓
確か、やわらかい味のにんにくだったような気がする。
「最上赤」は大きくて立派です。↓
計ってみたら、1球120g・1片20~25gもありました。赤い色がついているのは外側の皮だけ。中は真っ白です。
資料によると最上赤は「貯蔵性にすぐれていて、3月になっても萌芽しにくい」とか。利用方法は「にんにくごんぼ、揚げものなど」。にんにくごんぼってにんにくとごぼうでしょ。どういう料理だろう。
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