[野菜の学校]うり類
[野菜の学校]8月のテーマ野菜は夏の野菜、うり類。
ゴーヤーが人気を集める前は、うりといえば漬けもの用がメイン。漬けものを漬けるおうちが少なくなり、漬けもの自体も塩分摂りすぎのモトみたいな存在にされて、敬遠されたこともあるかもしれない。うりはしだいになじみの薄い野菜になってしまいました。
今回の〔野菜の学校〕には、白うりのタネならここ、といわれる日本農林社の方が、「白うり」と「しまうり(仮)」の浅漬けを持ってきてくださいました。
■しまうり(仮)↓
日本農林社が開発した新しいうり。はぐらうりと白うりの交配種だそうです。白うりの漬けものと比べるとうり特有の粘りけが少なく、ちょっときゅうりを思わせる歯ざわり。
■白うり↓
昔から漬けもの用のうり。浅漬けの調味液の味が濃い、というかうま味が多すぎて、うり自体の味をわかりにくくくしているみたい。歯ざわりは、これがうり。
■はぐらうり↓
歯がグラグラしているような後期高齢者でも食べられるので「はぐらうり」と呼ぶのだそうです。千葉県と茨城県の一部で作られているとか。この縞模様が新品種「しまうり(仮)」の果皮に現れたわけ。
受講生のなかには、うりの漬けものを食べたことがないという若い人もいます。「白うりよりもしまうりのほうが好み」という意見はそういうかた。私を含め白うりの漬けものを食べたことがあると、「しまうり(仮)はうりっぽさが足りないね」ということになったようです。
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