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2008年9月20日 (土)

放生会と新しょうが

Sinshoga012_2

9月なかばに遅い夏休みをとって、福岡古楽音楽祭に行きました。コンサートが始まる夕方まで時間があります。地下鉄の構内に貼ってあった「放生会(ほうじょうや)」のポスターをみて、行ってみました。

放生会は福岡三大祭りの一つ。筥崎宮(はこざきぐう)という神社で行なわれ、福岡に秋を告げるお祭りだそうです。
地下鉄箱崎線箱崎宮前で降りて、外に出ると露店がずらり。神社に向かって、人混みについて歩きました。参詣する人の間をぬって、子どもたちが露店 で売っている水笛をピーピー鳴らしながら走り回っています。

定番の露店のなかに、新しょうがを売っている店がいくつか出ていたので写真を撮りました。Sinshoga011_2Sinshoga021 Sinshoga031

昔、この辺りはしょうがの産地だったので、放生会にはとれたばかりのしょうがを露店に並べて売った。そして、放生会のみやげものとして知られるようになったのだそうです。
しょうが漬けのお店もありました。Shogazuke01 Shogazuke02

たとえば東京あきる野市二宮神社のしょうが祭りでは「厄除けしょうが」が売られますが、放生会の新しょうがは「厄除け」のような御リヤクつきではないので「しょうが祭り」とはちょっと違うのかも。
青葉高著『野菜の博物誌』には、次のような記述があります。

■生姜祭り
江戸時代には八朔(8月1日)を生姜節供と呼んで各地の神社で生姜市が開かれた。東京都港区にある芝大神宮では9月16日前後の例祭に生姜市が立ち、これを生姜祭りと呼んでいる。また東京都あきる野市の二宮神社では9月8,9日に生姜祭りがあり、鹿児島市では10月16日の生姜市をハジカミ市と呼んでいる。

Hojoya02 境内に放生会を解説している看板がありました。

■放生会のいわれと放生神事
放生会は本宮の秋の大祭で、一年中で一番盛大なお祭りであります。
「放生会」のおこりは、「合戦の間多く殺生す、宜しく放生を修すべし」とのご神託によって始められたものと伝えられております。
延喜19年(西暦919年)筥崎宮の放生会を始めたという古い記録があって、千年以上の昔から行なわれ、江戸時代に一時中断していましたが、その後再興され現代に至っております。
一年一度の大祭の御祭神の御神徳を仰ぎ、生きとし生けるものの生命をいつくしみ、実りの秋を迎えて海の幸、山の幸に感謝するお祭りを行ない、併せて家庭の平和、日本の平和、さらに世界の平和をお祈りしています。
また、放生会最終日の18日午後2時より、稚児行列に続き、放生池にて鯉を、引き続き社前にて鳩を放つ、放生神事が執り行なわれます。

放生会は「ほうじょうえ」と読むのかと思っていたら、福岡筥崎宮のお祭りは「ほうじょうや」というのだそうです。でも、地下鉄のアナウンスは「ほうじょうえ」だった…。

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