黄玉(おうぎょく)
よこはま青果塾の藤岡輝好委員長にいただいた「黄玉」です。
房の重さは466g。淡緑色から黄色かがってくると、糖度23~25にもなるという甘いぶどうです。ジャスミンに似た香りがする。というのですが、そういわれてみれば…??
ジャスミンの香りがするぶどうというと、「黄甘」も…。親戚かしら。
日本農業新聞の記事によると、「黄玉」は「ピオーネ」と「紅富士」を交配し選抜したものだそうです。「ピオーネ」は黒いし、「紅富士」は鮮紅色。それで、この色のぶどうが生まれるからふしぎ。交配の親をたどっていくと、淡緑色から淡黄色の品種があり、それがこの黄玉に出てきたということでしょう。
黄玉はトパーズの和名です。「日本のぶどうは芸術品」と聞きますが、名前からもだいじにだいじに育てられたことがわかります。
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コメント
草間さん 今日は、いつもお世話になります。
黄玉はジャスミンの実生8号でほのかにジャスミンの香りのする超高糖度のぶどうです。
主に長野県、群馬県で栽培されて別名、黄甘(オウ力ン)(王冠)の名で市場に出ています。
完熟すると、この写真の様に黄色くなって、おいしいのに見た目が悪く売りにくい商品です、
しかし、そこは「八百屋塾」市場ではだれも見向きもされず私の元に来ます、お客さんに試食を出すと、甘い、甘いの連発でお金になるぶどうです。
知らないと見過してしまうぶどうです、やっぱ勉強ですね! 江澤先生ありがとう! 杉本 晃章
投稿: 杉本 晃章 | 2008年10月 4日 (土) 13時50分
■杉本さん
いつもありがとうございます。
黄玉と黄甘は、やはり同じものだったのですね。
食べてみると、こういう色がおいしいんだってわかりますね。
私も、黄色いぶどうを見ると、
「あ、おいしそう!」と思うようになりました。
投稿: クサマヒサコ | 2008年10月 5日 (日) 05時55分