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2008年11月16日 (日)

[野菜の学校]かぶ

Junbi01 11月の[野菜の学校]、テーマ野菜はかぶ、旬の野菜は食用菊でした。かぶは古くから食べられてきた野菜。全国区F1のほかに、地方品種がたくさんありますので、いくつか用意しました。
試食したのは、「白涼」「きらりのゆめ」「あやめ雪」「聖護院かぶ」「天王寺かぶ」の5つに、飛び入りの「みやま小かぶ」。

■白涼(トーホク)01hakuryou01 01hakuryou04
・千葉県産
・JA柏
・しっかりとしまった肉質、白く光沢がある外観、食味のいい品種。柏市は全国有数のかぶ産地。

■きらりのゆめ(日本農林社)02kirarinoyume01 02kirarinoyume03
・埼玉県産
・マル原組合 原井良政
・みずみずしくやわらく甘い品種。マル原組合では、魚粉・骨粉・油粕・カキ殻・カニ殻などに有効な微生物を自家配合し、低温醗酵させてボカシ化したものを肥料に、腐葉土を投入して栽培。

■あやめ雪(サカタのタネ)03ayameyuki01 03ayameyuki03
・茨城県産
・JA水戸
・紫と白のコントラストが美しい新品種。肉質が緻密で、甘みが強く、非常に食味に優れている。酢漬けにすると表面の赤紫色が全体にまわりほんのり桜色の美しい漬物に仕上がる。

■聖護院かぶ04syougoin01
・滋賀県産
・JA甲賀部
・日本でもっとも大型の白くて丸いかぶ。京都名物の千枚漬けにされる。

■天王寺かぶ05tennoji01
・千葉県産
・中村農園
・大阪市天王寺付近で生れた扁球形の白いかぶで、中型かぶの代表。野沢菜の元になる品種。評価がおおむね低かったが、時期はずれだったのかも。

■みやま小かぶ ※受講生が持参した飛び入り。14miyama_kokabu01
・埼玉県産
・飯能市
・「金町小かぶ」と「樋の口かぶ」を自然交雑させ、選抜固定した小かぶ。当日の飛び入りだったので準備が十分にできず、生での試食のみになってしまいましたが、抜群によい評価でした。

※以上、解説は配付資料、『花図鑑・野菜』(草土出版)から。

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