西洋なしの食べくらべ
以下解説は配付資料から
- ゼネラル・レクラーク 青森産
・フランス原産
・パリ郊外で、1950年(昭和25年)コミスの交雑実生を発見
・1977年(昭和52年)に青森県に導入
・ほのかな香りがあり、きわめて美味
※当日の糖度=16 粉質で独特の香り - カリフォルニア 山形産
・マックスレットパート×デュコミス
・カリフォルニア大学で1959年(昭和34年)に交雑実生を育成
・外皮が赤くなる
・果肉はやわらかく多汁できわめて美味。
※当日の糖度=13 香りがあり、なめらか。 - ゴールド・ラフランス 宮城産
・ラフランスの枝変わり
・外皮全体に茶褐色のサビが出る
・ラフランスに比べて糖度はやや高く、果肉はやわらか
※当日の糖度=12 甘さは薄く、香りも普通だが、なめらかでジューシー。 - ドワイアンヌ・デュ・コミス 山形産
・フランス原産
・日本には、明治初期にアメリカ経由で導入
・栽培がむずかしく、生産者が少ない“幻の梨”
・果肉はやわらかく多汁で、きわめて美味
※当日の糖度=16 甘く香りも高い。なめらかさは抜群。ジューシー。 - ラ・フランス 山形産
・フランス原産
・ブランジェ氏が1864年に発見
・フランスの国名をつけるほど美味で、“洋なしの王様”と呼ばれる
・日本には明治初期に導入
・外観は他の洋なしに比べてよくないが、肉質、食味は最高
※当日の糖度=16 香り、なめらかさは特別なものはないが、甘い。特に水分が多くジューシー。 - ル・レクチェ 長野産
・フランス原産
・バートレッド×フォーチュニー
・ルシュエール氏が1882年に交雑実生を育成
・日本には明治後期に新潟の小池氏が導入
・果肉はやわらかく多汁できわめて美味
※当日の糖度=14 糖酸バランスがいいが、やや渋みを感じた。特に香りが高かった。
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