白宝らっきょう
これ、もしかしたら、エシャロットを意識してるのかも。
ラベルにはこう書いてあります。
- 生食用
南さつま市加世田の砂丘らっきょう。その中でもいちだんと丁寧に作られた選りすぐりの白い宝石。
なるほど。
ウェブ情報によると、白宝らっきょうの品種は「らくだ」。つまり、一般的ならっきょうと同じ品種です。それなのに「白い宝石」とは…?やっぱり、エシャロット狙いじゃないかなぁ。
エシャロットは、『花図鑑・野菜』(草土出版)によると
酒の肴とするエシャロット(エシャレット)は、らっきょうを若採りしたもので、本来のエシャロット(シャロット)とはまったく異なる。
つまり、エシャロットは元はらっきょうと同じモノ。なのに、初夏に「らっきょう」といって出るより、ずっと高い値段で売られている。もちろん、きれいに洗って束ねてあって、らっきょうとは段違いのオシャレをして登場するのだけれど。
らっきょうがエシャロットと呼ばれるだけで高価になるのはオカシイ。らっきょうだって若いうちにオシャレをすれば高く売れるはずだ、と考える人がいても不思議ではありません。「白宝らっきょう」って、そんな風にして生まれたんじゃないか。違うかしら。
塩で浅漬けにするといいとどこかに書いてあったので、緑色の部分をカットし、島らっきょうを目指して、テキトーに塩をふり密閉容器に入れて冷蔵庫へ。3日くらいで、予想どおり沖縄の島らっきょうに似た一品ができあがりました。
私は島らっきょうが大好き。てことは、この白宝らっきょうの塩漬けも大好き。緑の葉っぱ部分は、卵焼きに入れて、パジョンみたいにして食べました。
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