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2009年6月16日 (火)

バラフとバラフ

Barafu070313_03  以前このブログに書いた「プッチーナ? バラフ?」という記事に、手持ちのバラフの写真(↑)を載せました。このパッケージのふたの、“barafu”というロゴタイプに関連して、現在「バラフの生産から販売まで一貫して取り扱っている」株式会社農研堂専務取締役松瀬保彦さんの資料からわかったこと。

Barafu001 バラフは、現在このロゴタイプ(↑)が商標登録されている。ところが、秋田県の某デパートではロゴ違いのバラフが売られていた。これは、産地偽装&偽商標使用にあたるので抗議したところ、現在は正しいバラフの取り扱いが始まっている、とのこと。
最初、この部分を読んだとき、私の写真にあるロゴも商標登録侵害にあたるのだろうか、と思いました。
で、もう一度読み直しました。

佐賀大学農学部野瀬先生(現農学部長)がアイスプラントによる有明海干拓地除塩技術の確立に取り組まれ、その後アイスプラントを21世紀の新食感食物として注目、10年間の歳月をかけて研究開発され、1999年~2005年に佐賀県の新得産野菜として発表されました。
2004年4月に平成16年度農水省の「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」に採択、2006年10月に佐賀県の「際立つ佐賀・ベンチャー創出支援事業」に採択され、佐賀県特産野菜化を目指し、農家規模での実証栽培試験並びに生産販売試験の開始に取り組まれました。
その時、生産者が佐賀県富士町(当時富士町農協、現JAさがと合併)の生産者7名と佐賀大学が種子供給、生産技術、収穫指導、株式会社フォードボックス(*原文ママ。フードボックスの間違い?クサマ注)がバラフの商標占有使用権を獲得し、販売を担当することでバラフの生産から販売の枠組みができました。
新しい作物であるバラフ栽培が試行錯誤の中で、それぞれの立場や思惑もあったと思いますが、生産者の富士町農協と佐賀大学との間がうまくいかなくなって、平成20年5月頃、富士町はバラフ事業から手を引いて、他の業者株式会社アグリと組んで、種子をフランスから取り入れ、プッチーナと名前をつけて、新しく取り組みをされております。

富士町がバラフ事業から手を引いたのは、平成20年5月頃。ということは2008年5月頃。私の写真の撮影年月日を調べると、2007年3月13日に撮影している。デジタルデータってこういう時便利です。
ということは、富士町農協と佐賀大学との間がうまくいかなくなる前のもの。だから、現在のバラフとはロゴタイプが違うわけで、商標権侵害にはあたらない。
でも…。もしかすると、平成20年というのは入力ミスで、大学とJA間で問題が起きたのは平成19年(2007年)かもしれない?
その理由は2つ。別の資料には農研堂の創立が2007年5月24日とあること。私が「プッチーナ」をもらったのは2008年3月だから、トラブルが起きる前になってしまうということ。
としても、やはり、このパッケージとかチラシ(↓)はバラフ創世記を物語る貴重な資料になるかも?(ちなみにここでは、株式会社フードボックスになっています)。Baraf_leaflet  

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コメント

これはソルトリーフと呼ばれている物と同じなのですか?

投稿: あき | 2009年6月22日 (月) 03時48分

■あきさん
私のわかる範囲ですが、ソルトリーフ、バラフ、プッチーナ、ソルティーナ…。みんな「アイスプラント」といっていますから、アイスプラントという植物であるという点では同じなのでしょうね。
ただ、ソルトリーフもバラフも商標登録されているので、むやみにその名前を使うと商標権の侵害になります。で、同じアイスプラントに、いろんな名前があるんだろうと思います。
もちろんそれぞれ違いはあります。ソルトリーフとバラフの違いは知らないのですが、バラフとプッチーナの違いについては、このブログ2009年6月10日「バラフとプッチーナ」に書きましたので、ご参考までに。

投稿: クサマヒサコ | 2009年6月26日 (金) 05時49分

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