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2009年6月29日 (月)

千石豆

Sengokumame01 伊勢丹の野菜売り場に閉店時間近くに行くと、「別々の野菜3点で500円」セールに人だかりがしています。そこでゲットした千石豆、石川県産。千石豆1袋+かぼちゃ1/4個+四川きゅうり3本=500円でした。

Sengokumame05千石豆はフジマメのこと、とは知っていましたが、もっといろんな名前があります。『日本の野菜』(青葉高著・八坂書房)、フジマメの項によると

フジマメの呼び名は複雑で、『物類称呼』では眉児豆、京にてインゲンマメ、江戸にてフジマメ、西国にてナンキンマメ、上総ではサイマメ、伊賀ではセンゴクマメというと記している。『重修本草綱目啓蒙』では、このほかカキマメ、カンマメ、ツバクラマメ、トウマメ等の名が出ている。近年の地方名をみると、関西ではナンキンマメ、その訛りのインギンマメ、九州ではナンキンマメ、金沢市周辺では晩秋までやたらになるのでダラマメと呼び、地方によっては千石マメ、八升マメ、トウマメ、源氏豆などとも呼んでいる。

加賀では「つるまめ」とも呼ぶといいますから、探せばもっとあるかもしれない。いろんな地方で昔からつくられていた豆、ということでしょう。伝統野菜が流行っているからか、加賀伝統野菜、美濃伝統野菜、京野菜…、愛知や富山、大阪などでも土地の野菜としてPRしています。

Sengokumame03 筋がすごくしっかりしてます。ヘタのところを折って引っ張ると、上下2本。けっこう太い筋が取れます。さっとゆでてカットし、サラダに入れました。

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