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2009年7月30日 (木)

相模半白

Sagamihanjiro01_2 相模半白! 江澤正平先生がご存命のころよくおっしゃっていた、ブルームレス一色になる前の、昔のきゅうりです。

Sagamihanjiro02 青梅線羽村のスーパーマーケット「福島屋」の自然栽培コーナー。
あ、相模半白だ! もちろん買いものかごへ。
これも自然栽培だというのですから、うれしくなっちゃいます。

「うすーく切って、塩をしておいて、しぼって食べるとおいしいですよ。おかかとか好きなものをかけてね」と、福島さん。
家でさっそく、スライサーでシュッシュッ。乾しのりを混ぜておきました。しばらくしてきゅうりから出た水分がのりをやわらかくしたところで器に盛り、ちょっとポン酢をふっていただきました。
このきゅうりの食感、ねばりというのかしら。パリッパリッ、というのとは違う、独特の、やっぱりねばりかなぁ。太いほうはタネが大きくなりすぎていたけれど、あこがれの、幻の相模半白ですから、なんだかおいしい。

Sagamihanjiro04相模半白は、昭和初期に神奈川県の農業 試験場で品種改良され、27~8年に馬込半白から転換されたといいます。京浜地区の市場で、馬込半白より苦みが出にくいので評判だったそうです。その後、高度成長期にはハイブリッド種が全国区の野菜になりつつありましたから、栽培されていた期間はそう長くないでしょう。せいぜい20~30年くらいかしら。
韓国で半白きゅうりをみつけてうれしがったころ、日本の野菜売り場はブルームレスばかりでした。それが、馬込半白、相模半白、と市場は通していませんけれど、幻のきゅうりが売られている。野菜事情がずいぶん変わったような気がします。

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