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2009年8月 4日 (火)

沖縄のパイナップル①ソフトタッチ

10softtouch02 大田市場で開かれた「第4回 くだもの新品種プラットフォーム」に、沖縄産のパイナップルが3種類登場しました。
私がフルーツ売り場でよく見かけるのは、ドールのパイナップル。円筒形でに中心がくりぬいてあるので、ドーナツのように輪切りにして食べられる。フィリピン産だったと思う。
沖縄のパイナップル、生で食べるのはたぶん初めてです。

10softtouch03_2  「ソフトタッチ」という品種名は、果肉がやわらかいので命名されたとか。沖縄県で交配育成された最初の品種です。試食すると甘く、えぐみがありません。桃のような香りがあるので「ピーチパイン」と呼ばれているとのことですが、桃にしてはちょっと濃厚かも。
おいしいのですが、果肉が白いのってどうなんだろう。フツーのパイナップルじゃないよ、「ピーチパイン」だよってプッシュすれば、いいかもしれない。
以下資料から

  • 栽培状況
    ・2007年時点で36ha
    ・石垣島、西表島、露地栽培で拡大
    ・沖縄本島ではハウスを中心に拡大中
    ・収穫期:石垣島、西表島6月中旬、沖縄本島7月中旬
  • 来歴・特性など
    ・1979年(昭和54年)に国際農林水産業研究センターで交配し、沖縄県農業研究センター名護支所(パインアップル育種指定試験)で選抜、育成
    沖縄県で交配育成された最初の品種
    ・1998年(平成11年)9月に種苗法に基づき品種登録
    ・ハワイ系スムースカイエン×I-43-880
    ・果実の形:たる型
    ・果皮:橙褐色
    ・果肉:乳白色でやわらかい
    ・重量:850g
    ・糖度:16%
    ・酸度:0.6%
    ・日持ち性:5日程度

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