芝大神宮 だらだら祭り①
パンフレットによると
古くは「生姜市」といわれ、祭礼の間、境内や神社周辺で盛んに生姜が売られていました。当宮鎮座当時はまわりが生姜畑であったところから、神前に供えられ、参拝者にも配られました。この神社の生姜を食せば風邪をひかないといわれ、この生姜市は広重の錦絵にも描かれています。
そうか、ここもしょうがの産地だったのね。福岡の箱崎宮も、あきる野の二宮神社もそう。お祭りって、周辺の産物をお供えするのだから、当然ですね。
高いビルに囲まれて、もとの地形がよくわからなくなっているのですが、神社はやはり高いところにあって、階段を登っていく。谷間のようなところが参道になっています。
千木筥(ちぎばこ)という縁起物を作っているテントがありました。なんだかきれいな細工ものです。「どこで売っているの?」と聞くと「上の社務所で」。はい、ゲットしました。
「千木筥」とは
当宮だけの名物に「千木筥」があります。現在では東京の郷土玩具として広く知られています。名の由来は、藤づるで編んだ器に餅を盛った餅器を略して千器。千木(神殿などの屋根の両端に交差した長い2本の木)の用材で作ったからとか諸説がありますが、祭礼では千木筥に季節の果物を盛って神前にお供えします。千木が千着に通ずるというので、女性が衣服の増えるのを祈ってタンスに収める習慣もあります。最近では良縁の縁起物として知られるようになりました。
へーえ。タンスにしまっておこう。
白い袋に入った生姜を配っている人がいました。えーっ、この神社ではもらえちゃうの? と思ったら、「高知産大生姜」のPRでした。
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