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2009年9月12日 (土)

[野菜の学校]①ピーマンとパプリカ

Junbi01 9月の[野菜の学校]、テーマ野菜はピーマンです。
お話をしてくださったのは。タキイ種苗茨城研究試験場で果菜類の育種を担当されている奥原和武さんです。

食べくらべは、ピーマン2種とパプリカ2種の、生(タテ切り・ヨコ切り)とオーブン焼きを用意しました。
完熟した赤いピーマンの甘かったこと。オーブン焼きは焦げた糖の匂いがしました。生のピーマン(緑)を噛んだとき「この食感と匂い、知ってる。何だろう」と思ってよく考えたら、なすの生の匂いです。ピーマンってやっぱりなす科なんですね。
焼いたパプリカが「トマトに似ている」という意見もあって、そうか、なるほどトマトもピーマンもなす科の仲間でした。

*以下解説は資料から
■ピーマン(緑)↓01miogi06
・産地:茨城 JAしおさい波崎青販
・品種:みおぎ(園研)
・特徴:グリーンが濃くて肥大が早く、大玉でやわらかいウイルス抵抗性品種。

■ピーマン(赤)↓02tosahikarid05
・産地:高知 土佐あき
・品種:土佐ひかりD(南国)
・特徴:耐病性のある多収性品種。

■パプリカ(赤)↓03paprika_red07
・産地:茨城 JA茨城旭村
・品種:ブレンディー
・特徴:肉厚で、みずみずしい。糖度7度前後。

■パプリカ(黄)↓04paplika_yellow04
・産地:茨城 JA茨城旭村
・品種:ダービー
・特徴:肉厚で、みずみずしい。糖度7度前後。

■パプリカ(オレンジ)↓05paplika_orange03
・産地:茨城 JA茨城旭村
・品種:フェリーニ
・特徴:肉厚で、みずみずしい。糖度7度前後。

■フルーツパプリカ↓06fruit_paplika07
・産地:静岡
・品種:サカタのタネ セニョリータ
・特徴:小型のパプリカで、使用時におけるロスの発生が少ない。

ピーマンとパプリカの違いについての話が出ました。
これ、私も知りたい。手持ちの本によると

  • 『花図鑑・野菜』(芦澤正和監修・草土出版)には「パプリカ」という項目はなく、大型ピーマンとして扱われています。ピーマンは、明治時代初期に導入されたとうがらしの甘味種。
  • 『日本の野菜』(青葉高著・八坂書房)にも、「パプリカ」という言葉は出てきません。ピーマンについては「欧米型の大果種と日本在来種との交配で生まれた中果品種や大果品種が現在多く栽培され、これらの甘味品種を総称してピーマンと呼んでいる」。
  • 『野菜の手帳』(中村浩著・講談社)では「ピーマン」「パプリカ」は別項目。パプリカとは「16世紀の中頃、ハンガリーでピーマンを改良して作られたもの」で「甘味の強い品種群」。ただ、「ピーマン」のページには「ベル型ピーマンは果実が大きく、肉厚で、甘味があるので生食に適する」という解説も載っている。このベル型ピーマンってパプリカみたいな…?

とうがらしの甘味種という点では、ピーマン、パプリカは同じ。世界各地で栽培されて、それぞれの歴史があり、名前が発生するので、整然とした話にしようとするほうが無理なのかもしれない。

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