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2009年9月 7日 (月)

菌耕農法のキャベツ

Cabbage01 8月の八百屋塾で、よこはま青果塾の藤岡輝好委員長が紹介してくれた、「菌が耕す」菌耕農法でつくったキャベツをいただきました。平たい形。姿は冬のキャベツのようです。でも、それほどきっちりと巻いてはいません。

Cabbage03  資料によれば、菌耕農法というのは「菌製剤アスカマン21」というものを使う農法で、「バチルス菌など好気性菌や嫌気性菌が土着菌と共存共栄して土がよみがえる、緑肥、籾殻、牛糞たい肥などを併用した究極の土作り」なのだそうです。

以下、資料の抜粋

  • 嫌気性菌を利用して有機質を循環させることにより、土壌の疲弊・劣化を防止し、地力を維持・向上させて、農産物の安定生産を実現する新しい農法です。
  • 菌耕農法は多くの団粒を容易に作ることで、速やかに高度な土作りを実現します。これによって作物に効率よく養分を供給して、土壌中の微生物の菌相を著しく改善します。
    またこの農法を適正に継続して使えば、連作障害も大幅に軽減できます。
  • この菌製剤枯れ草菌(Bacillus属)・嫌気性菌(Clostridium菌)など10数種の菌の胞子で構成されています。これらの菌が土壌中の嫌気的状態で、化学物質(水の表面張力を下げるリポペプタイド=LPと繊維質を分解するセルラーゼ)を産性・分泌します。LPが水の浸透力をたかれることで、籾殻などの植物性繊維の細胞の表面にある孔隙からセルラーゼが容易に入り込みやすくなり、その結果通常の3倍以上の速さで分解されていきます。また、この菌製剤の畑作用には線虫が忌避する酪酸を分泌する菌も入っています。
  • 生産物(特に茎葉中)の中の硝酸塩が減り、甘味も増し、安全でおいしい、日持ちのよい良質の農産物が得られます。

というのですが、菌耕農法は、西村和雄さんの『野菜を見分けるコツ百科』にあった栽培体系の分類だと、どこに入るのかしら。
西村和雄さんのキャベツの見分け方は

キャベツの軸が見えるように、上下裏返します。多くのアブラナ科野菜では、共通した葉の出方になっており、キャベツにはそれが特徴的に出ているので、まずはキャベツの玉全体が丸い五角形になっていることに注目してください。中心の軸から、1枚ずつ太い葉脈が出ているのを見ると、葉脈どうしがつくっている角度が同じであることがわかります。(…略)ゆっくりと着実に生長しているのであれば、太い葉脈から分化する枝脈が左右整然と分かれていくのですが、なんらかの障害や無理な施肥によって規則性が破れてしまう…。

なるほど、きれいな放射状。無理していないってことかな。Cabbage02
包丁を入れるとパリパリしてかたかった。私はキャベツをあまり生で食べないのですが、試食するなら、生も必要と思い、芯に近いほうを細くカットして食べてみました。独特の匂いと甘さ、かすかな苦さ。もちろん外葉ほどかたくありません。
ベーコンと蒸し煮にするととても甘くやわらかくなりました。テレビのレポーターが何でも「甘~い!やわらか~い!」と叫ぶのはいかがなものかと思っているので、「甘い、やわらかい」以外のコトバを探したいのですが、なかなか出てこない。

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