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2009年10月 2日 (金)

芝大神宮 だらだら祭り③

芝大神宮のだらだら祭りに関連して出合った食べものあれこれ。Shogato12_2
上の写真は、社務所の方が「とってもハイグレードな生姜糖」というようなことをおっしゃっていた一品。

カバーの文字は「名代 神的生姜 芝大神宮」と読める。Shogato01
で、芝大神宮のオリジナル生姜糖かと思いました。

が、どうもそうでもないらしい。 Shogato08
カバーをとると、こんな箱でした。このパッケージデザイン、歴史と伝統を感じさせてくれます。

箱をあけるとリーフレットが入っていました。Shogato05
すごーく「由緒正しき生姜糖」のイメージ。それもそのはずです。「日本生姜糖元祖」というのですから。リーフレットのなかには、「山陰名産來間屋生姜糖之由来 雲州平田名物來間屋生姜糖発明者來間屋文左衛門翁ノ苦心」という文。要約すると

  • 來間屋文左衛門(くるまやぶんざえもん)は寛文11年(1671年)生まれ。松江藩奉行所に勤務し帯刀を許されたが、晩年は郷里、平田に帰り、茶菓を研究した。
  • 当時の平田には駄菓子しかなかった。彼はこれを遺憾に思い、「風流珍味」の菓子を作ろうと決意した。
  • 文左衛門は、砂糖にしょうがを混ぜて練り固めると「辛甘相和して高尚かつ耐久力のある」菓子になると考え、試作したが、何度も失敗して大きな損失を招いた。
  • しかし失敗にめげず、さらに十数回の実験と失敗を重ね、出西(しゅつさい)産の生姜が最適であることがわかり、正徳5年(1715年)、ついに完成させた。
  • 以来、製法は一子相伝のマル秘。
  • 文化年間(1804~1817)に時の徳川将軍家齋と藩主に献上して賞賛され、評判になった。

「出西生姜」という、島根県簸川町出西地区でとれる生姜がいいらしい。繊維が非常に細かく、煮るとよく溶ける上、独特の甘味と香りを失わないのだそうです。なかでも、「古根」とよばれる辛みが強く香り高い生姜を使用しているとのこと。Shogato00
箱の裏にある表示によると、原料は基本的に砂糖と生姜のみ。右のピンクのほうは紅麹色素で着色してあります。

■生姜グラッセGlace01 Glace04
原料は、生姜(熊本県宇城市小川町産)とグラニュー糖。

「日本生姜糖元祖」よりも、「生姜グラッセ」のほうが辛く、生姜の風味が残っていました。

■生姜切りそばSoba01 Soba02 Soba03
地下鉄の駅を出たところで待ち合わせたら、すぐ前がおそば屋さん。待っている間、「生姜切りそば」という張り紙が気になって見ていた。ぜひ食べてみなくては。
「天せいろのおそばを生姜切りにして」と頼んだのですが、出てきたのはどうもフツーのおそばのよう。薬味にわさびではなく、大根おろし+しょうががついて来たのは天ぷらだからか…。でもまさか、薬味だけで「生姜切りそば」とはいわないよね。天せいろではなく「生姜切りそばに天ぷらをつけて」と頼むんだった。

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