メイポール
果肉がきれいな、姫りんごです。ネットでみると、食べるフルーツというより観賞用として植えられているのかもしれません。でも、もちろん食べられる。2007年の調理用りんごの展示にも登場していました。ただ、生で食べるとすごく酸っぱい。加熱しないとちょっと無理でしょう。
野菜の勉強仲間で、加熱調理をいろいろやってみました。
野菜のお菓子を研究している仲間が作ったゼリー
コンポート
白ワインが余ったので作りました。グラニュー糖、クローブ、シナモンスティックを入れて加熱し溶かした白ワインに、メイポールを浸し、クッキングシートをのせて160°のオーブンで1時間。コンロで煮てもいいのですが、グツグツさせないようにオーブンで加熱しました。なのに、果肉か崩れています。時間が長すぎたのかもしれない。
食べると芯の部分が口に残りますが、それほど気になりません。
グラニュー糖をまぶして電子レンジで加熱したもの
果肉の色が鮮やかです。ただ、りんごを赤ワインで煮れば赤い色に仕上がりますから、果肉が赤いという点はあまり魅力にはならない、というのが、レストランの方のご意見。
なるほどね。
それに、下処理の手間。小さいので皮がむきにくいし、芯が大きくて可食部分が少ない。だから、よほど凝ったお店とか、料理好きの人とかでないと使いにくいかもしれません。
ただ、サイズと形はいい。たとえば、芯をくりぬく調理器具で芯を取り除き、そこにグラニュー糖を詰めてチンすると、小さな焼きりんごになります。写真はありませんが、それはなかなかよかったそうです。芯を取るだけなら、それほど手間でもないでしょうし。
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